ヤマハ「GT-5000」は国産Hi-Fiターンテーブルの王者となるか

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  • author 武者良太
ヤマハ「GT-5000」は国産Hi-Fiターンテーブルの王者となるか
Image: ©︎Yamaha Corporation ヤマハ

国産ターンテーブルといえばテクニクスのSL-1200?

いやいや、GTシリーズを忘れちゃいけません。でかい! 重い! 黒い!の3拍子がピッタリと揃っているじゃないですか、ヤマハの「GT-5000」は。

5.2kg+2kg重量級のプラッターを支える120mmの肉厚ウッドキャビネットの重さは14.3kg。アナログレコードの音を安定させる、すなわちプラッターの回転を安定させるためには大きな慣性モーメントが必要。だからグラマラスなわがままボディにした、という猪突猛進的な考え方LOVEです。

現在の回転数を見極められるストロボスコープはなし、物理ボタンはシンプルな丸型とGTシリーズ由来の装備を持つ反面、駆動はベルトドライブでシリーズ初となるもの。またトーンアームはGTシリーズ最高峰だったGT-2000Xと同じストレートアーム。もちろん当時のパーツそのままというわけではありません。現代のオーディオ技術をこらした最新設計品。銅メッキアルミパイプとカーボンパイプの2層構造で、カーボンの模様がワンポイントとなっていますね。

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Image: ©︎Yamaha Corporation ヤマハ

フォノイコライザーは内蔵していません。コイツでレコードの音を聴くには、別途フォノイコライザーを用意するか、フォノイコライザー内蔵オーディオアンプを使うしかありません。扱いが面倒なように感じますが、もともと高音質志向なターンテーブルは、こうでした。だから複数の機器の組み合わせで作り出せる、自分だけの音があったのです。

価格は60万円と、とびっきりのもの。国産モデルのなかでは堂々たるナンバーワンです。だからこそ、オーディオだけではなく楽器も知り尽くしたヤマハがどこまで純粋にレコードの音を追求したのか、気になりますね。販売は2019年3月1日(金)からの予定です。

Source: ヤマハ

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