スペースシャトル退役から8年…ついに来年、アメリカが再び飛行士を宇宙へ!

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  • author George Dvorsky - Gizmodo US
  • [原文]
  • 湯木進悟
スペースシャトル退役から8年…ついに来年、アメリカが再び飛行士を宇宙へ!
Image: SpaceX

いよいよカウントダウン!

NASAスペースシャトルによる宇宙計画を断念した2011年以来、これまで米国の宇宙飛行士たちは、ロシアの宇宙船ソユーズに搭乗してしか、国際宇宙ステーション(ISS)へ向かうことができませんでした。しかしながら、ついに来年は、この状況に大きな変化が生じることになりそうですよ。

まずは無人デモ

このほどNASAは、SpaceX(スペースX)が開発する宇宙船の「Crew Dragon」を、打ち上げロケットの「Falcon 9」の先端に搭載し、米東部標準時で2019年1月7日午後11時57分に、フロリダ州のケネディ宇宙センターから、初めてISSに向けて打ち上げると発表。あくまでも人間の宇宙飛行士を搭乗させない「Demo-1」のテストとはなるものの、ロケットの信頼性、地上の管制センターやドッキングプロセスなどのスムーズな運用が実証されれば、ついに宇宙飛行士のRobert Behnken氏およびDouglas Hurley氏の2名を乗せて、6月に「Demo-2」のテストを敢行する予定が明らかにされていますね。

すべての有人宇宙飛行計画に共通することだが、試験飛行の分析および宇宙飛行士へのリスク軽減を図る調整には、思わぬほか時間がかかって、当初の計画がずれ込むことは十分にあり得る

人を乗せるには脱出システムが必要

まだDemo-1の結果が出ていないため、NASAは、このようにコメントして、今後の見通しについては、慎重な姿勢を崩していません。実際にDemo-2へと進むためには、Falcon 9が発射されたものの、なんらかの緊急事態が生じて、急きょCrew Dragonを宇宙空間へ送り出すことから回避する緊急脱出システムの試験なども必要とされています。

ことあらばBoeingもいます

しかしながら、たとえCrew Dragonの完成が思うように進まなくても、NASAは、3月にはBoeing(ボーイング)が開発する新宇宙船の「CST-100 Starliner」の打ち上げ試験も予定しており、この二本立ての計画で、ついに来年はスペースシャトルの後継機となる宇宙船で、久々に米国内から宇宙飛行士が宇宙空間へと向かう流れが復活することになりそうですよ。

なお、一刻も早くロシアに頼らない宇宙飛行士の打ち上げ環境を整えたいNASAではあるものの、搭乗する人の安全を第一に掲げ、SpaceXおよびBoeingの安全確保体制確認を重視する方針も示されています。無事に来年半ばには、スペースシャトルに代わる新宇宙船での宇宙飛行士の打ち上げ成功というニュースが、晴れて流される展開になってほしいものですね。

ちなみにCrew Dragonの内装はめちゃくちゃカッコイイ

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https://www.gizmodo.jp/2018/08/spacex-crewdragon-and-spacesuit-unveiled.html

Source: NASASpaceflight NowSpace NewsCBC

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