いや〜。願いって、叶うものですね。
充電器の未来を見にきたら、モバイルバッテリーの未来が仁王立ちしていた。
そんな感覚です。
ACアダプターと、モバイルバッテリーが2in1になったAnker(アンカー)の「PowerCore Fusion 5000」。時にはACアダプタ、取り外せばモバイルバッテリーと。日々持ち歩ける充電アイテムとして大ヒット商品となりました。

そして、11月29日に行なわれたAnker Power Conferenceにて、上位モデル「PowerCore Fusion 10000」が発表されたのです。しかも、USB-CとUSB-Aが各1ポートの無敵の布陣。しかも、容量倍増の10,000mAhですよ。最強かよ。最強かよ!
…と、これを知った時の自分のテンションの上がり方がすごくて、客観的に見たらちょっとやばい人だったかもしれません。
だってさ! これまでのPowerCore Fusion 5000も便利だったんだけど、USB-A×2という構成で、汎用性はあるけど若干イマドキじゃなかったんですよね。Androidスマホの多くはすでにUSB-Cです。iPad ProもUSB-Cになりました。そしてMacBookシリーズもUSB-C。もうガジェットはUSB-Cへとシフトしています。
そう、時代はUSB-Cなのです。PowerCore Fusion 5000も便利なのだけど、USB-Cが、USB-Cさえあれば、ぐぬぬぬぬぅ…。と日々願っていました。
で、コレですよ。はしゃぐでしょう。ふつう?

サイズは旧モデルと比べて5,000mAh→10,000mAhと容量2倍になっているのに、重さは189g→235gとわずか1.2倍。サイズ感は一回り大きくなっていますが、容量増加分と重量を考えたら全然アリ!
実機を持ってみたらほんとモックみたいな重量で、想像していた以上に軽かったのが驚きです(本当にモックだったらごめんね! LEDは光ってたから多分モックじゃないと思う)。

パワー出力はUSB-Aが5V=2.4A、USB-Cが5V=3A。2ポート合計で15W。実は旧モデルのPowerCore Fusion 5000も5V=3Aだったので、2ポート合計の出力数は同じ。MacBook(30W)などへの充電は非常にゆ〜っくり…なんですけど、USB-CーUSB-Cケーブルで直接繋げられて、いざというとき、10,000mAhの保険があり、コンセントからも(ゆっくりですけど)充電できるってのはアガる!

スマホも、カメラも、MacBookも。ACアダプタとモバイルバッテリーを別々に持ち歩かなくてコレだけで過ごせるんじゃないかな〜って期待感があります。
発売は今冬(2019年Q1)、価格は4,999円です。
2018年11月29日 22:00更新:発売時期の誤記を修正いたしました。
Source: Anker