ディストピアが2020年に北京で完成?「社会信用システム」が現実に

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ディストピアが2020年に北京で完成?「社会信用システム」が現実に
Image: Pixabay

少しでも社会規範にそぐわない行ないをするとブラックリスト入り。

中国・北京市は、2020年までに市民や市内の企業に対し「信用ポイント」を付与する制度を導入すると発表しました。国営の新華社通信によって報じられ、法や社会規範に違反したと判断された市民はマークされ、旅行や特定のプログラムなどのサービスの利用が制限されます。またこのランキング制度によって、個人の公共サービスの利用、求職、起業に影響が出るそうです。

このランキング制度により、信用に値すると判断された個人にはメリットが与えられますが、ブラック・リストに一度載ると「1歩も動けなく」なるそう。2020年末までに2200万人の北京市民の個々人の行動と評判に応じて「特典」や「罰」を与える予定です。

ブルームバーグによれば、この北京市が率先し実現しようとしている社会信用システムは、中国の他の都市で実施されている同様のプログラムの中でも「もっとも野心的な」ものであり、個人データの統合ファイルは、いくつかの政府機関から収集されたデータに基づくと伝えられています。

中国では、すでに「テロについての誤った情報を広めた人」「フライトで問題を起こした人」「電車の中で喫煙した人」「期限切れのチケットを使った人」は、社会信用スコアにすでに影響があり、1100万人が飛行機に搭乗できず、400万人が高速鉄道に乗ることができなくなっているとか。

ジョージ・オーウェルの小説『1984年』のディストピアが現実になろうとしています。

Source: Bloomberg

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