イーロン・マスク「火星=お金持ちの避難場所という考え方は間違い」

イーロン・マスク「火星=お金持ちの避難場所という考え方は間違い」
Image: Gettyimages

いわく「地球よりも火星で死ぬ危険性の方が高いので、それはないでしょう

火星が地球の植民地になる日もそう遠くはない、そんな今日この頃です。火星への移住について、一部ではお金持ちだけが行ける、お金持ちのための星、お金持ちの避難所!なんて声もでているそうですが、火星計画を進める張本人であるTHEお金持ちのイーロン・マスク氏いわく、そんなことはないそうです。

アメリカのケーブル局HBOが制作したドキュメンタリ『Axios』で、インタビューを受けたイーロン・マスク氏。その中で、SpaceXが進める火星植民地計画に触れています。火星植民地計画は、結局のところお金持ちの避難場所ということ?というインタビュワーの質問を否定したマスク氏。

Video: Axios/YouTube

SpaceXで火星に行くのにかかる費用は、数千万円と言われています。数千万ってのは、かなりの額です。ただ、宇宙旅行の値段としては安いという見方もできます。すでに何千人もが火星への片道チケットに申し込んでいますが、マスク氏は、火星移住って楽な話じゃないからねとインタビューで念押し。火星の初期開拓者は、メイン基地となる建物を作るためにとにかく過酷な労働をしなければなりません。遊んでる暇なんてありません。その上、火星の環境が原因で死ぬかもしれないし、2度と地球に帰ってこれないかもしれません…。つまり、マスク氏が言いたいのは、こんな状況なら金持ちは行きたくないでしょ?ということ。ちなみに、マスク氏自身が火星へと向かう可能性は、今のところ70%ですって。

また、マスク氏は、火星を本当の意味で人間の住める場所とするには、自立した文明が必要と考えています。そのためには、火星行きのチケット価格を、多くの人が手の届く可能性があるところまで下げる必要があります。マスク氏が考えるその価格は、米国の住宅価格の中央値である20万ドル=2000万円強。一方で、自分でチケット費用を稼がずとも、スポンサー制度が盛り上がってくれれば、より多くの人に火星行きの可能性がでてくるとも発言。みんながみんな火星に行きたい・行けるわけではないので、火星はきっと人不足=仕事に困ることはないとも言っています。

開拓者。その響きのよさのぶんだけ、仕事は大変よ。

Source: Axios

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