レベル3までの自動運転もします。
EVのパイオニアとなったTeslaの新型車は、イーロン・マスクが長年の夢だったCUV(クロスオーバー・ユーティリティ・ヴィークル)の「モデルY」になることが決定しています。でも製造工場がどこにもないので、2020年までにっちもさっちも行かない台所事情を抱えています。
試作品にはOKが出たという話なのですが、いまだにどんなデザインなのか明かされておらず、気になる人々をモヤらせています。
そんな折、カリフォルニア州のEVスタートアップ企業のRIVAIN社から、一足先に自動運転トラック「R1T」トラックが発表されました。Tesla、完全に出し抜かれてしまいましたね。
性能は?
designboomによると、航続距離は約650kmで、147kWのモーター4つによる4WDは、時速0~100kmまでたったの3.2秒というパワーを生み出します。最大出力は750馬力で300kW~562kWにもなるそうです。ちなみにサイズは全幅2,015mmで全長5,475mm。
オフロード・モードにするとエアサスが車高を13cmほど高くでき、水深1m程度なら水の中を走行することも可能になります。ついでに110Vの電源から外部に電力を供給でき、自転車の空気を入れられるよう圧縮空気も備えています。
内装もイカす
床下バッテリーと独立モーターのおかげで車内は広々とした5人乗り。ダッシュボード中央には15.6インチのタッチスクリーンがあり、運転席にも12.3インチと、中央の肘掛け後ろ側にも6.8インチも埋め込まれています。

実は自動運転もできる
凄いのはカメラ、レーダー、ライダー、超音波と高精密GPSも車載されており、レベル3までの自動運転で高速道路を勝手に走ってくれるとこと。しかもソフトウェアの更新次第では、それ以上の自動運転も将来可能になるのだそうな。
気になるお値段
バッテリー容量によりますが、61,500ドル(約700万円)からとなっています。ですが生産は2020年からで、予約時には頭金1,000ドル(約11万4000円)を納める必要があります。キャンセルすれば3日で返金もしてくれますので、「コレは!!」と思った方は公式サイトから予約しちゃいましょう。
Source: designboom, vimeo via RIVAIN