GoPro HERO7 Blackレビュー:5万円でここまで楽しめるカメラはない

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  • author 照沼健太
GoPro HERO7 Blackレビュー:5万円でここまで楽しめるカメラはない
Photo: 照沼健太

インドア派も楽しめるGoPro。そして最強のインスタストーリーカメラかも?

アクションカメラというジャンルを切り開いた「GoPro」。今回レビューするのは、その最新型でありフラッグシップモデルとなる「GoPro HERO7 Black」です。

GoProのCEO自ら「もはやジンバルは不要」と宣言する、強力な手ぶれ補正が大きな話題を呼んでいる新型の実力を試すため、自腹で購入し1カ月ほど使ってみました。

こんなに気軽に持ち出せて、いろんな撮影アイディアが浮かんでくるカメラはそうそうありません。それを可能にしたのは、やはり驚異的な手ぶれ補正でした。

ジンバルどころか、グリップも不要。驚異の手ぶれ補正

Video: ギズモード・ジャパン / YouTube

自社でGoPro用ジンバル「Karmaグリップ」を発売してるのにも関わらず「ジンバルは不要」とアピールした、鳴り物入りの手ぶれ補正「HyperSmooth(ハイパースムーズ) 」は、何度もいいますが超強力です

上の動画を観て分かるように、たしかにジンバルを使っているかのようにスムーズです。”ジンバル歩き”と呼ばれる手ぶれを防ぐような歩き方をしないどころか、あえてクッション性のないサンダルを履いて歩いてみましたが、余裕の滑らかさ。

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Photo: 照沼健太

しかも本体を直接手持ちで歩いて撮っただけなんです。iPhoneどころじゃない気軽さで映像が撮影できます。

Video: ギズモード・ジャパン / YouTube

ただし「HyperSmooth」も万能ではありません。

最大の弱点は暗所での撮影。このように手ぶれ補正の動作と合わせるかのように動画がぼやけてしまいます。夜間をはじめとした暗所でスムーズな撮影をしたい場合は、やはり「Karmaグリップ」などのジンバル使用をおすすめします。

え? 歩いてただけなのにコンテンツ作ってた?

Video: ギズモード・ジャパン / YouTube

そして「HyperSmooth」と並ぶ注目機能がTimeWarp(タイムワープ)」です。これは「HyperSmooth」の強力な手ぶれ補正が可能にした“移動型タイムラプス”とも呼ぶべきもの。

上の動画は「TimeWarp(タイムワープ)」を使用して撮影した動画ですがいかがでしょうか。まるで空中浮遊して移動していたかのようで引き込まれます。

これも手持ちで散歩しただけの映像。単なる散歩も不思議な映像になってしまいます。

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Video: 照沼健太

「TimeWarp」の撮影にはなんら特別な設定は必要ありません。

「GoPro HERO7 Black」の撮影モードは大きく「写真」「ビデオ」「タイムラプス」の3画面に分かれているので、「タイムラプス」画面から「TimeWarpビデオ」設定になってることを確認して録画ボタンを押すだけ。

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Photo: 照沼健太

吸盤マウントを使ってGoProを車載カメラにして撮影すれば…

Video: ギズモード・ジャパン / YouTube

ただ運転しているだけでこんな映像が。録画ボタンを押すだけで、日常のワンシーンが美しい映像作品になってしまいます。

Video: ギズモード・ジャパン / YouTube

旅行先で適当に撮影した動画をGR IIのスチル写真と組み合わせ、小一時間ほど編集してみました。こんな映像が誰でも簡単に作れます。

超広角とHDRで視界をデフォルメする「SuperPhoto

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GoProといえば動画なわけですが、今回から写真に新しい撮影モード「SuperPhoto」が追加されました。自動で白飛びや黒つぶれなどを補正し、さらに彩度が高めの綺麗な写真を作り出してくれる、HDR写真の強化版のようなイメージです。

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広角でない写真も撮影できますが、せっかくなら広角レンズを生かした写真を撮影したいところ。

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こんなのも。インスタグラムでは高い崖やビルの屋上から撮影したダイナミックな写真を見かけますが、インドア派でもその辺を散歩していればこれくらいは楽しめます。

「HyperSmooth」や「TimeWarp」に比べれば地味な機能ではありますが、iPhoneでは撮影できない超広角をサポートしてくれる上に、動体撮影や暗所での撮影でなければまず間違いのない写真を仕上げてくれる「SuperPhoto」。こればかりは絶景で使いたい、リア充向けといった印象です。

HyperSmooth」「TimeWarp」「SuperPhoto」ぜーんぶインスタストーリーズ対応

Video: ギズモード・ジャパン / YouTube

突然ですが、インスタグラムのストーリーズ使っていますか?

もはや普通の写真アップロードを使わず、ストーリーズばかり更新しているという人も多いのではないでしょうか。

Video: ギズモード・ジャパン / YouTube

「GoPro HERO7 Black」はすべての撮影モードで縦撮影に対応しているので、ストーリーズ対応の16:9コンテンツを簡単に作り出せます。

上の動画はGoProの広角レンズを生かしたタイムラプスです。

インスタストーリーズを通して、スマートフォンの画面いっぱいに広がる臨場感あふれる映像を世界中にシェアできます。

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Photo: 照沼健太

ネックマウント、クリップマウントなどを使用すれば、あとは普通に散歩するだけ。視界をGoProがまるまる使える素材に仕上げてくれます。

GoPro HERO7の弱点はバッテリー持ち。でもそれ以上に問題なのは

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Photo: 照沼健太

ここまで暗所での「HyperSmooth」以外はほぼ絶賛してきたGoPro HERO7 Blackですが、弱点がないわけではありません

やはり気になるのはバッテリーの持ち。これは小型ボディのGoProシリーズの宿命であり、GoPro HERO7 Blackでも健在です。でもその分バッテリーも小型なので、持ち運びも大して苦ではありませんし、GoPro本体が巨大化するよりは全然マシです。

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Photo: 照沼健太

このように複数のバッテリーをバンドでまとめて、SDカードリーダーやモバイルバッテリーと一緒にポーチに入れておけばOKです。

となると、2018年11月現在「GoPro HERO7 Black」最大の弱点は何か。それは「動作の不安定さ」です。

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Photo: 照沼健太

特にTimeWarp撮影中にトラブルが発生することが多い印象。上の写真のように映像にノイズが入ったかと思えば途中で撮影が止まることもありました。また、電池を抜かないと電源が切れなくなってしまい、気付けばバッテリーがなくなっていたりと、結構致命的な問題が発生しています。

日常も、旅行も、これ一つで。5万円でここまで楽しめるカメラはない

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Photo: 照沼健太

以上、GoPro HERO7 Blackを自腹購入しての使用感レポートでしたが、動作の不安定さを除けばほぼ文句なし。

「ジンバル必要なんでしょ?」「ヘルメットに取り付けたりしないとダメなんでしょ?」なんて心配はもう不要。手持ちでも、クリップでリュックのストラップにつけるだけでも、ネックマウントで首からぶら下げるだけでもOKなのは、とにかく気軽です。

GoPro自体の進化ではありませんが、わざわざ編集して映像作品としてまとめなくとも、インスタのストーリーズに投稿するだけでも楽しめるようになった時代背景も大きなプラスポイントです。

手軽&パワフル。これまでGoPro購入を迷っていたけど踏み出せなかったあなたにこそ、ぜひ試してみてほしいGoProです。

Source: GoPro

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