コスパ最強モデル、誕生か。
噂されていた値下げが、本当になりました。NTTドコモは本日から「iPhone XR」を端末購入サポート対象に追加。これにより、64GBモデルならなんと2万5920円(月額1,080円×24回)で購入できてしまうのです!
今回の大幅な値下げは64GBモデル、128GBモデル、256GBモデルのすべてに適応されており、それぞれ総額で以前は9万8496円/10万4976円/11万6640円(ただし毎月2,457円の月々サポートあり)だったのが、2万5920円/3万2400円/4万4064円で購入できるのです。いやいや最新iPhoneが2万円台からって…安すぎでしょ!
なお、この端末購入サポートとは単純に端末代金を値下げする仕組み。通信料金との合算から割引を行う、おなじみの「月々サポート」とは仕組みが異なります。また、この価格での購入には新規契約か乗り換え(MNP)での契約が必要となります。
値下げの理由は?
この値下げの理由について、Apple(アップル)やNTTドコモは詳細を明かしていません。しかし、その理由が予想以上の販売不振にあることは間違いないでしょう。さらに、Wall Street Journalによれば、iPhone XRだけでなくiPhone XSまでもが減産されるとか…。発売間もなくでの大幅値下は、iPhoneの歴史の中でもかなり異例の事態です。
なおアナリストも指摘していますが、iPhone XRは廉価版をうたい、機能やデザインに制限がある割には高価過ぎるのが問題です。実際市場では、iPhone XRよりも安い価格で最新機能を搭載したAndroidスマートフォンが購入できます。そしてこの流れは、悲しいことに販売不振に終わった「iPhone 5c」と同じなんですよね。
しつこいようですが、個人的にAppleに求めているのは「最新iPhoneの妥協版」ではなく「iPhone SE後継機」。Face IDも有機ELディスプレイもいらないので、ちっこい端末を5万円くらいで販売してほしいのです。同じように思っている方、結構いらっしゃるのでは…? 今後iPhone XRが生き残ることができるかどうかは、今が正念場といっても過言ではないでしょう。
Source: NTTドコモ, Wall Street Journal