Surface Headphones レビュー:ルックスは良いんですけどね

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  • author Adam Clark Estes - Gizmodo US
  • [原文]
  • Rina Fukazu
Surface Headphones レビュー:ルックスは良いんですけどね
Image: Gizmodo US

改善の余地、あり。

10月に海外で発表された「Surface Headphones」。アメリカではすでに発売されましたが、日本では「2019年の早いうち」には発売されます。

Bose(ボーズ)やソニーと戦える、Surfaceブランド初の高級ヘッドフォン。米GizmodoのAdam Clark Estesが一足先にレビューしています。


Microsoft Surface Headphones(以下、Surfaceヘッドフォン)の一番良いところは、この見た目。特にこの絶妙なグレーの色合いが好きな人は気に入るのではないでしょうか。

Microsoft Surface Headphones

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Image: Gizmodo US

これは何?:ヘッドフォン(ワイヤレス、ノイズキャンセリング機能、Cortana搭載)

価格:350ドル(日本での販売価格はいまのところ未定)

好きなところ:見た目

好きじゃないところ:すごい活躍してくれるわけじゃない。音質も最高とまではいかない

Microsoft(マイクロソフト)製品の愛用者にとっては、これで「ヘッドフォンまで揃えてみました」というスタイルを楽しめるかもしれません。Surfaceのような繊細さと頑丈さを兼ね揃えたデザインは、ほかのMicrosoft製品に並ぶとより美しく映えるはずです。見た目だけでいうと、500ドルのラグジュアリーなヘッドフォン「Beoplay H9i」にもよく似ている気がします。

Surfaceヘッドフォンを使っているうちに気になったことを列挙します。

バーチャルアシスタントっぽさイマイチ

イヤーカップはキツくて耳元が窮屈に感じられます。ボタンを押す感触もイマイチで、ヘッドフォンの電源を切るのも、音声アシスタントのCortanaのオン・オフもしづらいです。音量やノイズキャンセリング量を調整できるリング状のダイアルは、ねじってみたところでクリック感も音声案内もないので、何がどう変わったのかわからないまま。とりあえずいじってみるしかありません。

なぜそんな細かいことを気にしているのかというと、このSurfaceヘッドフォンがそもそもパーソナルアシスタント機能つきとしてデザインされているはずだからです。PCやスマホの音声アシスタント、Cortana(コルタナ)と連動して、天気を聞いたり気になった曲の再生を頼んだり、MicrosoftのAIバーチャルアシスタントが質問やリクエストに答えてくれるようになっています。

もし、マイクが常にオン状態のデバイスを身に着けるのがいやだという人は、イヤーカップにあるボタンを長押しにするとミュート状態にできます。これをオンにするとバッテリーの残り時間などを教えてくれるのですが、ワイヤレスヘッドフォンを使ううえでこの機能は便利なので個人的には気に入っています。

不甲斐ない接続問題

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Image: Gizmodo US

Surfaceヘッドフォンの活用方法は、大きく分けて2つあります。普通のBluetoothヘッドフォンとして使うか、あるいは頭に装着するタイプのパーソナルアシスタントとして使うかです。

前者の場合、このヘッドフォンはちゃんと活躍してくれます。デバイスにすぐ接続できて、問題なく音楽再生してくれます。ただ、後者…すなわちAIアシスタントのCortanaを利用しようとしたところ不具合がありました。最初にヘッドフォンの接続先をiPhoneにしたときは何の問題もなかったのですが、そのあとSurfaceに接続したらCortanaが使えなくなってしまったんです。

Microsoftのデバイスとして、不思議ですよね。Apple(アップル)のスマホとは連動できたのに、Microsoftのタブレットとは使えないなんて。新しいガジェットを試していたいちユーザーとして、これには結構イライラしました。またCortanaが反応したときSpotifyに繋いでみようとしたのですが、音楽を再生するように頼むとSpotifyとの互換性はないって言われました…。

もしMicrosoft製品にだけ接続していたらこうはならなかったのか、iPhoneに接続したがためにこうなったのかはわかりません。

アップデート:この記事を公開後、Microsoftから今回のような問題は予期していなかったこと、そして解決に向けて現在取り組んでいるという連絡がありました。その後やりとりを経て、ソフトウェア更新によってヘッドフォンでCortanaが使えるようになったことがわかりました。これでスマホ、Surfaceの両方でも問題なく音声対応アシスタントが使えます。

じゃあノイズキャンセリングは…?

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Image: Gizmodo US

ノイズキャンセリングの機能は、不具合こそありませんが、正直そんなに重宝したかというとそうでもありません。機能をMAXにしても、BoseのQuietComfortや、ソニーのWH-1000Xシリーズなどと比べるとパワフルさが足りないというか…Surfaceヘッドフォンを使っているあいだも同僚たちの会話は聞こえてました。

音質も、改善の余地ありといった印象でした。悪いわけではないんです。しかし、高音域はまるで押しつぶされたように、低音域も引き抜かれたように聞こえて、あらゆるジャンルの音楽を聞こうとしても不本意に気になるところが出てくるんです。多くのヘッドフォンは、好みに合わせてイコライザーを調整できますが、Cortanaでできること(できないこと)を除いても、Surfaceヘッドフォンの場合は現時点でそういった機能がついたアプリはありません。

買う人の像はある意味ハッキリしてるかも?

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Surfaceヘッドフォンは、おそらく今後に期待できるかもしれません。Microsoftがヘッドフォンビジネスを始めたのは最近のことですし、さまざまな機能がソフトウェア上で調整できることも踏まえると、イコライザーのアプリで音質を調整したり、ファームウェアのアップデートによってCortanaも使いやすく改善されたりする可能性もあります。

Microsoft愛用者であれば、機能よりもブランドを重視する人もいるかもしれません。特に私が経験したようなトラブルは、Microsoft製品どうしで連動すれば防げるとも考えられます。ただそれ以外の、高性能なノイズキャンセリングヘッドフォンを探している人は、ほかの製品と比較したうえで選んだほうが良さそうです。

メモ

・ルックスは良い。

・耳の圧迫感は気になる? 気にならない?

・音質は改善の余地あるかも。

・Cortanaは不安定気味?

・個人的にはあまり好きじゃない。

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