みんなが知ってる、あの形がすべてではないのです。
『スター・ウォーズ』シリーズの最新作『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』にて、若きハン・ソロがサバックの勝負でランド・カルリジアンから手に入れた、ミレニアム・ファルコン号。
これは元来、貨物船として造られている「YT-1300」という型名の、実はそんなに新しくない宇宙船だったりします。
フォーク状の先端に、コンテナが挟まることは知られていますが……ここにはそのたのモジュールを合体させる以外にも、あらゆるパーツが交換可能で、用途に応じてフルカスタマイズができる仕様だったことがわかりました。
フルフルにカスタムできる
たとえば『フォースの覚醒』では、パラボラアンテナが交換されていました。そして『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』では、ランドが色も形も変えていた描写がありましたよね。でもそれらは氷山の一角。ボディーの円盤がミレニアム・ファルコンたらしめるものの、カスタムの例を挙げるとこんなにバリエーションが広がっているのです。

このイラストは、新刊『Star Wars: Millennium Falcon Owner’s Workshop Manual』という、ファルコン号のオーナーのための取扱説明書。ページを開くと、「もしもアナタがこの宇宙船を手に入れたなら、こういう改造ができますよ」という例が描かれているんです。イラストだけでなく文章も、改造方法やそのための理由も説明があるというから超親切。
面白いトリビアだけでなく、マニア向けに間取り図や飛行のための助言、コックピットのボタンすべてについてどんな役割があるのか? そして機体の歴史などに触れ、実機がなくても揃えておきたい一冊になっています。
本の発売日は11月27日。これを見て、もし自分が手に入れたらどんな改造をしようかアレコレ悩んでみるとしましょう。
Source: INSIGHT EDITIONS