弓も持ってます。
ハリウッド映画版『バイオハザード』のアリス(ミラ・ジョボビッチ)が、国連軍の部隊と共に謎のポータルからモンスターのいる異世界にやってくるハリウッド版『モンスターハンター』。
これまで、あまりに『モンハン』らしさの欠片もないティーザー写真ばかりが公開され、ファンたちを焦らしてきたソニー・ピクチャーズですが……ここでやっとソレらしい写真がお目見えしました。
Your first look at #MonsterHunterMovie ??????? pic.twitter.com/x4B7fXYypH
— Sony (@Sony) 2018年11月20日
まるでカプコンが『バイオ』×『モンハン』コラボをしているかのような1枚。
『モンハン』の世界観を銀幕で表すというのは、どこの制作スタジオでも困難を極めると思います。これまで公開された写真では、制作サイドの創造性が発揮されたものばかりでしたが、ここにきてやっとゲームに近付いてきたようです。
装備はゲームに忠実
今回投稿された写真は、ミラはいつものアリスみが感じられるものの、横にはトニー・ジャーが大剣と弓を持っていますね。
トニーはこの世界の住人で、『モンスターハンター:ワールド』の調査班リーダーにソックリ。右手にはオオアギトを握り、左手にはグレイトハンターボウを携えています。アルテミスも左手にはスリンガーと、オドガロン装備のような胸当て、さらに背中にあるのは双剣かもしれません。
ちなみに、これはかつてInstagramに投稿した写真と同じ装備のようです。
ストーリー
我々の世界の裏側には、危険で力強いモンスターたちが凶暴さで縄張りを支配するもうひとつの世界があります。アルテミス中尉と彼女の忠実な兵士たちが異世界に転送されたとき、いつもは冷静沈着な中尉でも生命の危機に瀕するのです。
彼女は巨大な敵による、想像を絶する力と執拗な攻撃に対して、生存を賭けた戦いを繰り広げる中、ヤツらと戦う術を見つけた謎の男と共闘するようになります
ミラたち現代人の役割り
IGNのインタヴューにて、ポール・W・S・アンダーソン監督は嫁のミラが演じるナタリー・アルテミス中尉について説明しました。
それは彼女がいかに“ゲームの世界観にそぐわないキャラクターなのか”、から始まり、現実世界で『モンハン』をプレイする人たちが操るキャラクターとして投影されていることを語りました。アルテミスおよび登場人物たちは異世界で素材を集め、好みの武器や防具を揃える役割りを担うことで、視聴者にゲームを遊んでいるような感覚にさせたい、という「暗号」を込めたのだそうです。
希望は持てるか?
これまでは戦争映画の兵士みたいな写真ばかりだったのでしたが、現代人が『モンスターハンター:ワールド』初心者ハンターとして成長していくストーリーならば、ゲームへのリスペクトもあるようですし……『ドラゴンボール・エボリューション』の二の舞にはならなさそうな気もしてきました。
果たして総司令や受付嬢も登場するのか? モンスターは何が採用されるのか? 気になる点は無限にあります。
もっと情報が解禁されるまで、しばらく待つとしましょう。