スイッチのような携帯端末になれば、タッチスクリーンは便利!
すでにタッチパッドを搭載している、プレイステーションのコントローラー「DUALSHOCK 4」。ソニーは、これにタッチスクリーンを埋め込む内容を記した特許を出願していたことがわかりました。

2017年に申請されていた特許は、10月に公開され、週末にDualShockersが知ることになったとのこと。それにしても図解に描かれたコントローラーは、2013年に発売された「DUALSHOCK 4」にソックリじゃないですか。
その内容は?
ということで、特許の書類に書かれた小難しい説明を見てみましょう。いろいろと専門用語が盛り込まれていますが、実はコントローラーの見た目を説明しているだけ。そして1番目というのは正面から見て右で、2番目は左。延長部分というのはアナログスティックを指しているようです。
演算装置付きワイヤレス用インターフェイスのコントローラーが、以下の装備と共に供給されます。本体に護られたハウジング、本体1番目の端末から延びる1番目の延長部分と、2番目の端末から延びる2番目の延長部分。1番目と2番目の延長がユーザーの1番目と2番目の手によって支えられ、タッチスクリーンが1番目と2番目の延長の間にある本体上面に位置されます。 1番目のボタン郡は1番目の延長とタッチスクリーン1番目側の本体上面に配置され、2番目のボタン郡は2番目の延長とタッチスクリーン2番目側の本体上面に配置されます
図解を見ても現行のものと違いがわかりませんが、以前の特許を見てみると、タッチに反応しクリックできる長方形が「タッチセンサー」となっています。そして新しい特許では、そこが「タッチスクリーン」の可能性があることを説明しており、アプリケーションと共に様々なインタラクティヴ機能を表示し、ユーザーが指で触ってジェスチャーを操作する旨が記載されています。
どこかで見たことあるよね
これに近いのは、プレイ画面が手元にあり、テレビから離して遊べるニンテンドースイッチ。それとデザインが似ているけど大コケしたWii Uがありました。
これはドリームキャストにあった、ゲーム情報を表示するビジュアルメモリが進化したような感じでしょうか。かつては『メタルギアソリッドV』のコンパニオンアプリや、最近は『レッド・デッド・リデンプション2』のスマホアプリがゲーム進行を手助けする、デバイス間のクロスオーバーもあります。なので、手元でナビや別ミッションをこなすなど別のことができるのはアリですね。ユーザーに歓迎されそうな機能だと思います。
搭載はPS5か?
しかしまだ特許の段階。おそらく開発中であろうPS5が出るのは2年以内という噂も、そしてスイッチのようにテレビにつなげる携帯端末になるという噂もあったりします。となると、タッチスクリーンが活きてきそうですよね。
米Gizmodoはソニーに対して、このタッチスクリーンが開発中なのか?またそうであれば現行モデルに取って代わるのか?もしくは追加機能になるのか?など質問を送っています。はたして返答はあるのでしょうか?
Source: USPTO, Google Patents, DIGITAL TRENDS, Esquire, DualShockers via TechCrunch