これじゃ、ハックされても仕方ない?
セキュリティソフトウェアを手がけるSplashDataは、毎年この時期に過去1年間でもっとも流出の被害に遭ったパスワードを公開しています。500万件を超える流出パスワード情報から、今年も危険度の高いパスワードの組み合わせを上位25のランキング形式で発表しているのですが、その顔触れには逆に驚かされますよ〜。
1. 123456 (---)
2. password (---)
3. 123456789 (3↑)
4. 12345678 (1↓)
5. 12345 (---)
6. 111111 (新)
7. 1234567 (1↑)
8. sunshine (新)
9. qwerty (5↓)
10. iloveyou (---)
11. princess (新)
12. admin (1↓)
13. welcome (1↓)
14. 666666 (新)
15. abc123 (---)
16. football (7↓)
17. 123123 (---)
18. monkey (5↓)
19. 654321 (新)
20. !@#$%^&* (新)
21. charlie (新)
22. aa123456 (新)
23. donald (新)
24. password1 (新)
25. qwerty123 (新)
123456の数字の並びですとか、abcやqwertyなど、アルファベットの文字やキーボードの並びという、要はこれだけセキュリティには十分に注意しないといけないと警告されていても、いまだに非常に多くの人が、危ないパスワードを使い続けているってことですよね! こちらが昨年末のランキングですけど、トップは相変わらず、単純な数字の連続です。また懲りもせずに、123456789のパスワードが大きくランクアップしたほか、新たに111111が初登場で6位に入るなど、もしや人類は退化していってるのでしょうか…?
なお、よく使われるパスワードには世情も反映されていて、初めて米大統領のdonaldの名前もランクインしました。いろんな意味で、トランプ大統領は人気なのかもしれませんよね。そういう意味では、暗い世相を映したパスワードばかりが多用されているのかと思いきや、サンシャイン(sunshine)やプリンセス(princess)といったキラキラしたワードたちが初登場しているのも興味深いところですよ。
なお、もし自分の使っているパスワードが、このランキングに入っていたならば、即刻変更することが必要でしょうね。大人気のパスワード(password)はダメだから、新たにpassword1へ変更した人も多かったみたいですが、こういう変化球も見破られやすいみたいです。他人に推測されにくいパスワード管理、面倒でも、絶対に怠らないようにいたしましょう。