米Gizmodoが選ぶ、2018年の残念ガジェット

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米Gizmodoが選ぶ、2018年の残念ガジェット
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まあ…ありますよね。

今年も終わりですが、2018年もさまざまな素敵なガジェットに出会えましたね。…と同時に、なんでこうなっちゃったの?なガジェットもたくさん登場しました。そこで米Gizmodoは今年の残念ガジェットをリストアップしています。


今年のベストガジェットについてはすでに発表しましたが、今回はなんで作ったのか分からない、2018年の残念ガジェットを発表しましょう。

Red Hydrogen One

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ハリウッドでも使用される2万ドル級のカメラを作っていることで知られるRed(レッド)が初めて作ったスマートフォンは、野心的で素晴らしく、リリースされるべきではありませんでした

Hydrogen Oneは、買いたい物というよりは技術デモ、よくてプロトタイプのようなものです。1,300ドル(約14万円)もするものの、一年前のSnapdragon 835チップセットに、旧世代のAndroid、存在しないモジュール、そしてRedの名を冠するには恥ずかしいカメラを備えています。

4Viewスクリーンはちょっと面白い(Nintendo 3DSを見たことなければですが)のですが、宣伝で大騒ぎしていたような驚愕のホログラフィック体験とはとても言えません。これからクールになるかも知れない種のようなものはあるのですが、そこに到るまでには何年もかかるでしょう。

Samsung Galaxy Book

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Windows 10をQualcomm(クアルコム)のSnapdragonモバイルチップにも対応させるとMicrosoftが発表してから、私たちはみんな興奮していました。電池持久力の大幅な改善や、備わっているモデムで常にネット接続など、ユーザーにとって革新的になり得たのです。

しかし、Samsung Galaxy Book 2のようなデバイスは確かに素晴らしい持久力だったものの、中途半端なパフォーマンスや、特にそのパフォーマンスに釣り合わない値段に足を引っ張られてしまいました。スタイラスや美しいタッチディスプレイはついてきますが、Chromeのタブを複数開けただけで突っかかってしまうなら、値段設定から考え直さなければならないでしょう。

Microsoft Surface Headphones

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Surface Headphonesは決して悪いヘッドホンではありません。が、Cortanaとの常時接続がデザイン通りの簡単さではありません。「Cortana」と言うだけで呼び出せるようにするには、アプリをインストールして、すべてのサービスをCortanaを通して使えるようにしなければなりません。また、つけ心地の悪いイヤーカップや、濁り気味のサウンド、そして平均以下のノイズキャンセリングも問題です。…こう書くと、普通に悪いヘッドホンですね。

Google Chromecast

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2013年に登場したChromecastは革命的でした。手持ちの携帯やコンピュータで表示しているものを簡単にテレビに写すことができるんですから。クールなトリックです! 登場から5年、多くの人がChromecastに、どんなテレビでもスマートテレビに変えてしまうコンパクトなAndroid TVドングルになって欲しいと期待してきましたが、結局できることは最初と変わっていません。Chromecast自体がダメというか、それ以上のことをしようとしないGoogle(グーグル)がダメというべきでしょう。

Coral One

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ロボット掃除機も時間と共に、家を自動で動き回って掃除するのが非常に上手くなりましたが、逆に言えばそれだけです。Coral Oneが提案したのは実にスマートなアイデアです。ロボット掃除機でありながら、ハンディクリーナーに変化することでロボットが届かないところも掃除できるのです。

しかし残念ながら、ハンディクリーナーモードでアタッチメントを取り付けると、吸引力がほとんど出ません。それにロボットモードでは部屋の移動に苦戦し、家具やそのほかの障害物に思い切りぶつかってしまいます。

Apple HomePod

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HomePodは素晴らしい見た目で、意外にしっかりとした音質ですが、良いガジェットとは言えません。Sonos Oneと同じくらいの製品なのに倍の値段する上、スマートホームを操作するにはまだ準備の足りないSiriを搭載しています。結果、HomePod自体も残念です。

HTC U12+

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スマートホンの歴史を辿ってみると、HTCは歴史的に重要な携帯を複数発売しています。HTC Dream(北米での名前はT-Mobile G1)は初めてAndroidを搭載した携帯で、HTC Evo 3Dは、トレンドになるはるか昔に初めてデュアルカメラを搭載した携帯の一つでした。HTC One M7は同世代の携帯の中では最高の機種で、その後数年に渡ってアルミボディのモデルが増えた理由でした。

しかし、HTC U12+はガッカリの出来でした。電池の持続時間は極小だし、ベゼルは不必要に大きいし、物理ボタンではなくセンサー式にしたことも今年のスマホデザインで最も謎な決断です。また、800ドル(約8万8000円)は高すぎます。残念なのは、これらの点が、半透明ガラスの背面やカメラなど、クールな点を覆い隠してしまったからです。しかし何より残念なのは、HTC自身の経営が傾いているところ。なので、もしかしたらU12+が最後のフラッグシップモデルになってしまうかもしれません。

タブレット用キーボードすべて

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もう2018年なのに、コンピュータのメーカー達は、私たちがタブレット用に薄っぺらくてちゃちいキーボードを求めていると思っているんです! タブレットにはラップトップに取って代わるだけのポテンシャルがあるのに、AppleとGoogleのキーボードケースは酷いし、Microsoftのはそこまで悪くないものの、まだ膝の上に置くにはこころもとない物でした。誰か、インダストリアルデザイナーの人、なんとかして!

ヘッドマウントディスプレイ(HMD)すべて

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Google、Oculus、Magic Leapなどからいろんなヘッドセットがようやく販売され、今年はVRの年になるはずでした。しかし、そのすべてが一つの点で失敗したのです。それは日常的に使いたいと思わせられなかったことです。HMDにはまだ決定的なキラーアプリがなく、すでにあるコンテンツの映像クオリティはそこまで良くありません。トレンドはまだしばらく起きそうにないですね。

PowerWatch X

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付けている人間の体熱を吸収して稼働するスマートウォッチMatrix PowerWatchは、まるでSFから出てきたようなコンセプトでした。時間を刻むことと簡単なフィットネストラッキングしかできませんでしたが、実在するスマートウォッチであり、ちゃんと機能していました。

だからこそ、より普通のスマートウォッチに近い機能を揃えたというPowerWatch Xには期待していたのです。しかし、PowerWatch Xの通知機能はストレスが溜まるほど限られており、アップグレードの為だけに80ドル(約8,800円)払うのは馬鹿馬鹿しいと感じました。

Hyperkin Duke

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最初に登場した時は新たなゲーミング時代の幕開けに興奮したものですが、振り返ってみると、初代Xboxは手や指を限界までストレッチする巨大なコントローラで有名でしたね。でも、ノスタルジアは実に有効なマーケティング戦略です。

Hyperkin Dukeは、現在のゲームに合わせるためのちょっとしたアップグレードを除けば、ほぼ完璧なオリジナルXboxゲームパッドのレプリカです。中央には巨大なLCDスクリーンが埋め込まれていますが、ゲーム内の情報を見せてくれるわけでもなく、ただ格好いい「X」のアニメーションを見せる為だけの飾りです。

Sony WF-SP700N

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完全ワイアレスイヤホンは、サイズをかなり大きくしないと電池の持ちが悪くなることが大概で、このSonyのスポーツにフォーカスしたイヤホンも無残な結果でした。電池は3時間しかも持たず、妙に横長なので耳に固定しにくいという問題もあります。それ以外はかなり良いのですが、ちゃんと付けられないし、すぐに使えなくなるというのは、もうガッカリせざるを得ません。