冗談みたいなホントの話。
シカゴ・ブルズのスター、マイケル・ジョーダンのために1995年に登場した、11番目のバスケットシューズ「エア・ジョーダン 11 CONCORD」。これが2018年に再販されることを記念して……オートバイになっちゃいました。
designboomが取りあげたこの「BSTN Ducati 916 “Concord”」は、ドイツのスポーツウェア店BSTNが、バイクのカスタム・ショップであるIMPULSと組んで、「ドゥカティ916」をフルカスタムした1台。
かなり白黒ハッキリしていますが、ボディーは3Dプリンターで印刷しているとのこと。このツートンっぷりは、なんだか『仮面ライダーW』が駆る「ハードボイルダー」を思い出させます。
BSTN Ducati 916 “Concord”誕生の裏には、実はマイケル・ジョーダンがバイクレース好きだというのがあるのだそうです。もし違う趣味だったら、このバイクは生まれなかったでしょうね。

フロントのディスク・ブレーキには、Jay-Zの楽曲『Encore』に登場するジョーダンについての歌詞がレーザー刻印され、タイヤに刻まれた溝やシートのデコボコ、さらにはハンドルのグリップが透明になっているのも、スニーカーから着想を得ています。
パっと見では「エア・ジョーダン 11 」にインスパイアされたようには思えませんが……要所要所にジャンプマンやNBA復活時の背番号45があったりと、AJマニアが見たら「アッ!?」と気が付くかもしれませんね。
Source: YouTube via designboom, BSTN, IMPULS