プロジェクト規模10億ドル! Appleが第2の拠点としてオースティン支社を拡大

プロジェクト規模10億ドル! Appleが第2の拠点としてオースティン支社を拡大
Image: Sundry Photography / Shutterstock.com

Amazon争奪戦の裏で、Appleを獲得した街。

米Appleが、第2の拠点としてテキサス州オースティンに巨大キャンパスを建設すると発表しました。プロジェクト予算10億ドル(約1100億円)の大事業です。オースティンにはすでにAppleの支社がありますが、新たに建築されるキャンパスはそこから1マイル(約1.6km)ほど離れた場所で、広さは133エーカー。完成時は5000人規模予定、将来的には1万5000人規模のオフィスとなる想定です。既存キャンパスは、現在6200人が働いており、すでにカリフォルニア州クパチーノにある本社の次に大きな拠点となっています。

新キャンパス建築はApple公式サイトで発表され、ティム・クックCEOは「才能、創造、明日のひらめきは、地域や郵便番号で制限されるものではありません。今回のオフィス拡大で、国中にハイテク産業畑を作り、耕して行くという我々の姿勢を、改めて確固たるものにしていく所存です」とコメント。オースティンのSteve Adler市長も、すでに市と25年の提携関係にあるAppleの拠点拡大を歓迎し、「Appleと共に、ダイバーシティ&インクルージョンに全力で取り組んでいきます。Appleによってミドルスキル職雇用が生まれることは大変ありがたい。特に、増える米国退役軍人への雇用創出に力をいれるというAppleの姿勢に心動かされています」とコメントしました。

オースティンの第2の拠点拡張は、ビジネスにプラスだらけの決断。共和党が提出した税金法案が可決され、米企業は追風ムード。報道によれば、Appleはテキサス州から2500万ドル(約28億円)規模の優遇処置を受ける(優遇税制措置などの詳細は不明)といいます。また、トランプ政権下にあるアメリカは国内雇用に非常に力を入れていることから、アメリカ企業であるAppleにとって、国内拠点拡大はPR的にも政治的にもプラス。2023年までに国内で2万件雇用を打ち出しています。

Appleは、オースティンの他に、シアトル、サンディエゴ、カルバーシティ(カリフォルニア州)にあるオフィス拡大計画も進行中。また、3年以内を目処にピッツバーグ(ペンシルベニア州)、ニューヨーク、ボルダー(コロラド州)のオフィスも拡張していく考え。また、米国内でのデータセンターへの投資も拡大するつもりで、今後5年間の予算は100億ドル(約1兆1000億円)と言われています。これらの計画は、中国と対立しつつある米国政府の国内雇用アップへ貢献するためです。


Source: Apple

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