火星探査中のキュリオシティ先輩「キラキラした岩を見つけたよ!」

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  • author George Dvorsky - Gizmodo US
  • [原文]
  • 岡本玄介
火星探査中のキュリオシティ先輩「キラキラした岩を見つけたよ!」
Image: NASA/JPL-Caltech/LANL

超古代宇宙文明による謎の金属か!?

火星にいる探査機キュリオシティが、その地表にて異常に滑らかでキラっと光を反射する岩を撮影しました。これが今、NASAの科学者たちの注目を集めているのだそうです。

つい先日、火星探査機「InSight(インサイト)」が、無事に着地したことが大きなニュースとなり、キュリオシティはその影に隠れてしまっていました。でもキュリオシティは2012年から探査をしている先輩です。しかも一箇所に根を下ろして動かないInSightとは違い、6輪でアチコチ移動ができるのです。

この岩石が見つかったのは、ヴェラ・ルービン・リッジと呼ばれる荒れた高地。キュリオシティはかつてここに訪れたことがあったのですが、NASAの管制室が以前に見つけた4つの岩をもう一度見たいということで、再訪したのでした。

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Image: NASA/JPL-Caltech/LANL

その正体は?

おそらく隕石なのでしょうが、NASAの科学者たちは、キュリオシティが化学分析を行うまで突き止めることはできません。探査機には、カメラと分光器とレーザーが搭載され、現場をちょっとした科学実験室にすることができます。

実はこういう岩石は驚くべきものではないのだそうです。2015年には高熱で溶けてヌルっとした形の巨大隕石を見つけましたし、翌年にはキラキラのニッケル鉄合金の隕石も発見しているんです。

ほかにも人工物のスペース・デブリや天然のセメントでできた完全な球体、さらに2013年には偶然にも形状がソックリで錯覚してしまった宇宙リスなどがありました。

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Image: NASA/JPL-Caltech/LANL

ともあれ、キュリオシティはこれから、「フランダース・モス」と名付けられたこのキラリン岩石を調査することになります。ほかにも「フォレス」「エイドン」と呼ばれる岩もドリルで孔を開け、科学者たちが気になる岩を調べます。

ちなみに、現時点で火星で動ける唯一のローバーはキュリオシティだけ。オポチュニティは長期の砂嵐のあとから、目覚まし曲のプレイリストを送り続けてもまだ冬眠したまんまです。NASAはまだミッション終了を宣言していませんが、こちらも一応の決着をつけて欲しいかなと思います。

Source: NASA JPL, cnet

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