懐中時計におさまった、第二次世界大戦の暗号機「エニグマ」

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  • author 岡本玄介
懐中時計におさまった、第二次世界大戦の暗号機「エニグマ」
Image: hackster.io/YouTube

完全にスパイの秘密道具。

第二次世界大戦中、ナチス・ドイツが用いていたローター式暗号機「エニグマ」。オリジナルは木箱に入ったタイプライターみたいなもので、中に暗号を作り出す3枚のディスクが内蔵されています。

大戦中は枢軸国に暗号文を送るのに大変重宝した「エニグマ」ですが、最終的には敵連合国に解読されてしまいました。とはいえ当時としては、最新鋭の電気ガジェットだったんです。

それからおよそ80年がたった今、ハッカーのAsciimationが「エニグマ」をウェアラブル・デバイスにしてしまいました。最初は腕時計型に、そして今回は、懐中時計に仕込むことに成功したのです。

hackster.ioが取りあげた動画をどうぞ。

Video: asciimation/YouTube

ボタンでフタが開くのが粋ですね。フタ付きのハンターケース(元はフタの真ん中に穴があるハーフハンターだった)の利点を活かし、このアクションで「エニグマ」が起動します。動画の最初に紹介されていますが、彼はもともと懐中時計でMP3プレイヤーを作ったことがあるとのこと。この経験から、腕時計型のエニグマを懐中時計に移植させたのでした。

使用したのは「Arduino Pro Micro」。前作の腕時計と同様に、一連のボタンで設定の選択と文字入力が可能となっています。

「エニグマ」は一定周期ごとに変更される、ローターやリングなどの設定を知っていないと暗号解読ができません。実際の使用方法は複雑ですが、Asciimationが腕時計型で説明してくれます。

Video: asciimation/YouTube

秘密を共有する仲間内では楽しいお遊びになるかもしれませんが、設定がとても面倒ですね。ですがスマホ用の「エニグマ」アプリより味があります。

詳しい作り方はasciimationのブログにありますので、マニアな方は是非どうぞ。

Source: YouTube (1, 2) via hackster.io via Asciimation

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