iPhoneから「Assembled in China」の文字が消えるかも

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  • author 塚本直樹
iPhoneから「Assembled in China」の文字が消えるかも
Image: Siriphiroon / Shutterstock.com

これもトランプノミクス?

中国への関税政策をちゃくちゃくと進めつつあるアメリカ合衆国ですが、いよいよ私達に馴染み深いプロダクトにも影響がでるかもしれません。海外では、iPhoneの組み立てを担当している台湾Pegatron(ペガトロン)が、中国にある組立工場をインドネシアに移転させる可能性が報じられているのです。

Nikkei Asian Reviewの報道によると、PegatronはiPhoneだけでなくその他のプロダクトの組立工場も、中国からインドネシアのバタム島に移転させる計画なんだとか。また、移転計画が進展した場合には2019年半ばに新工場が本格稼働するとしています。それ以外にも、北ベトナムも工場の設置候補地として報じられているのです。

なおこのような工場移転の報道には、トランプ大統領のiPhoneに対する関税政策が大きく影響しています。以前にトランプ氏は「iPhoneは関税施策の対象とならない」と発言していたのですが、いつのまにか「iPhoneなどへの10%の関税を検討している」と発言を変更。10%も関税をかけられては、製品の売上も大きく変わってしまうことでしょう。

なお、現在Pegatronは「iPhone XR」の生産量の25%を担当しています。そして、残りの75%は台湾Foxconn(フォックスコン)が担当。なお今回の工場移転について、Pegatronの広報は中身を否定しながらも「あらゆる可能性を検討している」と伝えています。

一応付け加えると、Nikkei Asian Reviewの報道はいつも正しかったわけではありません。はたしてアメリカと中国の関税戦争は、iPhoneの製造国をも変えてしまうのか…。消費者の私達は、固唾をのんで見守るしかなさそうです。

Source: Nikkei Asian Review via Apple Insider

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