ソニー α7R IIIユーザーがじっくり撮り比べ。
今年9月、ニコンが初のフルフレームミラーレスカメラ「Z 7」(以下Z 7)を発売しました。米GizmodoのBrent Rose記者がレビューしています。Z 7とα7R III、どういう環境でそれぞれどういう写真が撮れて、使い勝手はどう違うのか…以下、どうぞ!
5年ほど前、ソニーという新顔が「フルフレームミラーレス」という新しいゲームをぶちあげ、並み居る古参のカメラメーカーたちにジャブを打ち始めました。ベテランメーカーは最初、こんなゲームはやるだけムダだと思っていたようで、ソニーなんか放っておけという空気でした。でもそのゲームが思いがけず盛り上がってきて、ベテランたちもあわててそこに参加し始めました。ニコンのZ 7はそんな流れの第一弾で、パーフェクトではないものの、さすがに素晴らしい仕上がりです。
ニコン初のフルフレームミラーレスカメラはふたつ、2450万画素のZ 6とハイエンドな4575万画素のZ 7です。どちらもニコンブランドの新しいZマウントシステムを採用し、レンズも専用のものが発売されました。ローンチ時点のレンズは限られていますが、今後数年で順次追加される予定です。Z 7はソニーのα7R IIIの対抗馬という位置づけですが、じつはニコン自身のD850とも競合しちゃってます。それらはどれも、解像度をきわめて重視するプロの(またはプロを目指す)写真家向けです。
今回のレビュー用に、僕はニコンからZ 7本体とZマウントの24-70mm f/4レンズと35mm f/1.8レンズ、そしてニコン従来のNIKKOR FレンズをZマウントで使えるようにするためのマウントアダプター FTZを提供してもらいました。そこにプラスして、僕はニコンのFマウントの14-24mm f/2.8レンズも借りて、試してみました。
Nikon Z 7

これは何?:ニコン初のフルフレームミラーレスカメラ
価格:3400ドル(本体のみ、日本価格は税込43万7400円)
好きなところ:本当に良い写真が撮れるし、動画のクオリティも上等
好きじゃないところ:α7R IIIほど写真がシャープじゃなく、フォーカスも言うほどじゃないところ
念のため用語を説明すると、「フルフレーム」とはデジタルカメラのイメージセンサーのサイズのことを言っています。フルフレームとは「35mmフィルムのサイズに一番近い」ということで、そういや昔はフィルムを現像してもらってたなー…なんていうと年がバレますね。とにかくプロの写真家は、フルフレームの方が光をより多く取り込める、被写界深度の浅い写真(メインの被写体はシャープなんだけど後ろはボケてるってやつ)がうまく撮れる、といった理由でこちらを選ぶことが多くなっています。そしてミラーレスカメラはデジタル一眼レフカメラと違い、写真を撮るときに本体内部で動くミラーがありません。
ミラーレスカメラは相対的に新しい技術ですが、今年米国ではミラーレスじゃないのも含めたフルフレームカメラ全体で、フルフレームミラーレスのα7R IIIやα7 IIIを主力とするソニーがトップに立ちました。この流れを見て他のメーカーもお尻に火が付き、キヤノンからはEOS R、そしてニコンからはZ 7とZ 6が発表された次第です。

このレビューではZ 7の比較対象として、今ある中で一番近いと思われるソニーのα7R IIIを多く取り上げます。一応お伝えしておくと、僕は8カ月前に米Gizmodoでα7R IIIをレビューした後自前でも購入し、それ以来定番カメラにしています。その前はα7Sを使っていて、その前はキヤノンの6Dでした。なので僕はソニーのカメラを使い慣れていると言っていいと思いますが、それでもZ 7にはとても期待していて、あらゆる面で度肝を抜かれてやろうと細心の注意を払いました。そして実際Z 7は、いろんな意味で期待に応えてくれました!

まずは写真から
通常のレビューだとまずハードウェアとかスペックをおさらいしてから写真を見ていくところですが、今回はいきなり写真から入りたいです。このレビューを読んでいる方は多分、うまく撮れるのかな?ってことを一番確認したいんだと思うので。とりあえずみなさんへの良いお知らせは、たしかに良い写真が撮れる!ってことです。
以下の画像群には編集した写真も入ってます。っていうのは、撮影は非圧縮の14bitRAWでしてますが、そのままだとちょっと味気なくなりますし、RAWで撮るってことは後で編集するってことですよね。以下は米国南西部で撮ったもの、主にユタ州のべアーズ・イヤーズとグランドステアケース・エスカランテ国定記念公園です(どちらも今米政府が縮小して油田に変えようとしてますが)。










というわけで全体的に写真はきれいです。RAWで撮れば後々編集で引き出せる柔軟性もあり、色は全体に正確です。ただ暗いときのホワイトバランスが少しおかしいときがありますが、詳細はのちほど。
ハードウェア
次にモノとしての使い心地ですが、Z 7は手応えがきわめてしっかりしています。防水防塵仕様で、ボタンやホイールには十分なクリック感があり、変にグラグラするみたいな部分は皆無です。α7R IIIと同様、本体には5軸の光学式手ぶれ補正内蔵。グリップは大きく、ファンの人が喜びそうなニコンらしい感触で、元々ニコン派の人なら使い勝手もそんなに変わらないと思います。ニコン独自の本体上部のパネルも引き継がれていて、そこには現在の設定やバッテリーライフ、あと何枚撮れるかといったことが表示されます。しかもこのパネルが液晶じゃなく有機ELになり、ますます使いやすくなりました。

本体はがっちりしたD850に比べればかなり小さいですが、α7R IIIよりはだいぶ大きいです。(Z 7は約134×100.5×67.5mm、α7R IIIは約126.9x95.6x73.7mmです)。ニコンの方がグリップが大きくて良い!みたいな説があり、僕もこっちの方が良いとは思うものの、厚さの違いは6mmくらいです。たしかにZ 7の方がわずかに握りやすいんですが、全体的なかさばり感によるマイナスを相殺するほどではありません。α7R IIIは、バックパックにもホテルの金庫にもらくらく入ります。

ニコンがソニーより優れているのは、EVFと背面の液晶モニターです。EVFはZ 7もα7R IIIも368万ドットの有機ELディスプレイで、どちらもシャープですがZ 7の方が明るくクリアです。フル解像度がリアルタイム(60fps)で見られ、撮影しながらディテールまで調整できます。α7R IIIの方はリアルタイムだと低解像度バージョンになり、フル解像度バージョンが見られるのは撮影した後だけです。
液晶モニターの差はさらに大きく、Z 7は210万ドット、α7R IIIは144万ドットで、見た目にも違いがわかります。でも最大の違いはタッチスクリーンの使い勝手で、Z 7の方がすごく上手に実装できています。ピントを合わせる場所を選ぶときや写真を撮るときだけじゃなく、メニューシステム全体でタッチが使えます。そんなの当たり前みたいに思われるかもしれませんが、α7R IIIではそれができません。実際α7R IIIにおけるタッチスクリーンの扱いはいいかげんで、α7R IIIを手に入れて8カ月になる僕もほとんど使っていません。Z 7ではつねにタッチスクリーンを使って、設定を素早く変えたり、動く被写体にピントを合わせたり(これについては後述)といったことをしていました。
ただハードウェアに関しては素晴らしいことばかりじゃありません。まずZ 7にはメモリカードスロットがひとつしかなく、しかもXQDカードです。SDカードだったら、ある程度進んだ国で適当なドラッグストアに入ればどこでも手に入りますが、XQDカードはそうじゃありません。Z 7を受け取ったとき、僕は米国ニューメキシコ州のアルバカーキにいました。そんなに小さい町じゃありません。そこで僕はカメラショップ3軒に電話して聞きましたが、XQDカードを置いているお店はありませんでした。家電量販店Best Buyに行ったところ、店員さんがXQDカードの存在自体知らなくて一度は「ない」って言われたんですが、よくよく確認したら2枚だけ置いてありました。そんな感じです。XQDカードは読み書きが高速(毎秒400メガバイト以上)ででき、先々使える可能性も多分こっちの方が高いのですが、旅行先でカードがいっぱいになったら古い写真を削除することになりそうです。カードリーダーを見つけるのはさらに大変です。といってもZ 7にはUSB-Cポートがあるのでパソコンに直接データ転送できるし、このポートは充電にも使えるので、長旅にはありがたいです。

ただ、カードスロットがひとつしかないことのより大きな問題は、バックアップができないことです。この手のカードはときどき読み込めなくなることがあり、最近のプロ向けカメラの多くはカードスロットをふたつにしています。僕はα7R IIIではひとつのカードにRAWファイルを保存し、同時にもうひとつのカードにフルサイズのJPGファイルを保存しています。なので仮にRAWの方のカードが読めなくなっても、フルクオリティのJPGをバックアップとして使えるわけです。カードスロットがひとつしかないのは、そのカードの中身に生活がかかっているプロ写真家のニーズを考えると、大きな痛手だと思います。
もうひとつ、バッテリーライフも問題です。Z 7の撮影可能枚数はEVF使用時は330枚(CIPA規格)しかなく、液晶モニターのみにすれば400枚ですが、多くのプロはEVFを使ってます。バッテリーが少ないということは、撮影の合間合間に充電しなきゃいけないということです。ソニーの方も、α7Sは本当にひどかったんですが、α7R IIIになってEVF使用時でも530枚、液晶モニターなら650枚(場合によってはそれ以上)に増えました。長時間の撮影とか長い旅行のときはすごく大きな違いになります。
写真のクオリティ
さて、また写真の話に戻ります。以下の写真群では、編集した写真と編集前の写真を見比べてみます。






全体的に、きれいに撮れてます。ネイティブでISO 64で撮れるニコンの性能のおかげで、明るい屋外の環境ではより柔軟性が高まります(ちなみにソニーの常用感度はISO 100からですが、設定すればISO 50までいけます)。フルサイズ画像を見れば、そのシャープさ、色のバランス、ダイナミックレンジの広さがわかると思います。ただズームインしていくと、良くも悪くもサプライズがあります。
α7R IIIとの撮り比べその1:良いサプライズ
良い方を先に言うと、Z 7は光をたくさん取り込めます。α7R IIIと同じ設定で撮った場合、Z 7のほうが必ずより明るく撮れました。これはISO性能がより高いことのあらわれで、たしかにα7R IIIよりキレイに撮れます。暗い環境でISO 6400とISO 12800で撮った場合、Z 7の方が明らかにノイズが少なく、より明るく撮れました。ISO25600で撮ったものでも、プリントする以外のほとんどの使い方は可能でした。








α7R IIIとの撮り比べその2:悪いサプライズ
でも画質に関しては、これだけじゃどっちの勝ちとは言えません。というのは、ISO感度を低く設定した場合はα7R IIIの方がノイズが少なく、これがZ 7のダイナミックレンジに影響しています。
たとえばコントラストの大きい場面、夕陽を背負った人物とかを撮っていたとします。で、ハイライトが飛ばないように設定を調整しておいて、影は編集でどうにかすればいいやと思っていたとします。問題は、影の部分を明るくしようとするとノイズも多くなってしまうんです。さらにDPReviewでは、影を明るく編集したときのバンディング問題(しましまが出る)に気づきました。こういう細かいことは、SNSにポストするくらいの写真では問題にならないんですが、フルサイズ(か、そこまでじゃないくてもそれに近い使い方)では見て気づくレベルになります。DPReviewではそれはイメージセンサーの位相検知手法のせいだろうとしていますが、α7R IIIのイメージセンサーも同じ手法なのにこの問題が起きていません。
ここで、最大のサプライズです。ニコンといえばその写真のシャープさに定評がありますが、僕が試してみたところ、α7R IIIの方がつねに、3本のレンズどれを使っても、よりシャープだったんです。これには本当に驚愕しました。といってもごく若干の違いなんですが、でも見ていただければわかると思います。
まずこちら、3枚目の比較画像で運転席の窓に引かれたカーテンの質感とか、窓枠周りを見てみてください。



次の花の写真では、α7R IIIのほうが花びらがよりシャープです。



こちらのライフガードタワーも、並べてみるとα7R IIIのほうが「3」のボードの木目がくっきりしています。



こちらも同様です。



正直この結果には驚きました。予想では、このへんはニコンの方がきっちり仕事をするものだと思っていたんです。Z 7とα7R IIIの比較は13パターン行い、レンズも3本使いましたが、結果はいつも同じでした。その差は微妙なものだとはいえ、ニコンの新しいシステムには改善の余地があるようです。(このへんは異論反論いろいろあることと思います。こちらのGoogle Drive に元の画像があるので、気になる方はぜひ直接見比べてみてください。)
動画のクオリティ
より良いニュースもお伝えすると、ニコンはついに動画にも本腰を入れ始めたようです。ニコンといえば今までは動画関連の動きが遅いことで不評でしたが、Z 7に関しては大丈夫です。4K動画は30fps、1080p動画は120fpsで(クロップされたSuper 35モードですが)撮れます。自動追尾フォーカスも使えて、完全にうまくいくわけでもないんですが(カメラに向かってくる被写体を一瞬見失いがち)、全体的にはちゃんと機能しています。自動追尾のスピードも変えられ、動きが滑らかになります。ただ、追尾したい被写体を選ぶステップが少しまどろっこしく、写真モードでも同じことが言えます。
残念なことに、Z 7にはまだかなりのローリングシャッター歪み(パンしてるときに被写体が揺れる)が見られます。よくある問題ですが、α7R IIIではなんとか解決しています。録画の開始・停止ボタンの配置はα7R III(EVFの近くにある)より使いやすいんですが、このボタンはスイッチを写真モードから動画モードに手動で切り替えたときしか使えず、僕個人的には面倒でした。とはいえZ 7は、動画関連でプラスマイナス総合すると、全体的にはプラスだと思いました。なんといっても、ニコンがちゃんと取り組んでるのが伝わってきたのが良かったと思います。
撮り心地など
実際に撮っているときの感覚は、僕としては「悪くない」と思います。自動追尾フォーカスと自動露出を随時使いながらフルの14bitRAW画像を撮るとしたら、毎秒5.5フレームしか撮れません。保存の速さはフォーカスだけでよければ8fpsになり、圧縮した12bitRAW画像でもいいやとなれば9fpsになります。でもα7R IIIでは14bitのRAW画像を10fpsで撮れて、オートフォーカスも自動露出もできます。
Z 7はバッファがすごく小さいので、2秒くらい撮るといっぱいになります(これは解像度によります)が、XQDカードのスピードのおかげでバッファがクリアされるのも速いです。α7R IIIの方がバッファは大きい(いっぱいになるまでに、無圧縮のRAWでは3秒、圧縮されたものでは7秒以上)ですが、SDカードなのでバッファがクリアされるまでにすごく時間がかかり、その間は一部の設定を変えたり動画に切り替えたりができません。
Z 7はオートフォーカスポイントが493点あり、イメージセンサーの90%をカバーしています。α7R IIIだとこれは399点で、カバー範囲は縦横ともに68%です(が、後者はコントラストAF枠が425点なのでイーブンといったところです)。スペック表的にはZ 7の勝利で、たしかにAF-S(シングル)モードでかつライティングの良い状態では、Z 7の方がフォーカスを捉えるのが速かったです。でもAF-C(連続)にすると話が違ってきます。Z 7だとフォーカスを探すのに時間がかかる一方、α7R IIIの方が決断が早く、特に暗めの環境ではその傾向がありました。Z 7には顔検知機能があってちゃんと機能してますが、被写体を見失うこともわりと頻繁でした。ソニーの瞳AFは被写体のカメラに近い方の瞳にフォーカスし、被写界深度が浅くても衝撃的なくらい食いつきが良いので、それと比べるとZ 7のオートフォーカスはまだまだな感じです。
あとはZ 7のメニューシステムはα7R IIIのよりずっと良いと思います。より直感的だし、タッチスクリーンで操作できて簡単です。α7R IIIのメニューを使っていると自分の頭をハンマーで殴りたくなってきますが、こっちの方が少しだけ細かいカスタマイズが可能ではあります。Z 7はボタン配置もより直感的ですが、ジョイスティックにもう少しクリック感があれば良かったなと思います。あと僕はα7R IIIではいつもISOの調整をするときにスクロールホイールを使っているので、Z 7にはそれがないのが残念でした。
レンズに関してはソニーの方が明らかにリードしていますが、ニコンのFTZマウントアダプターを使えばニコンが今まで作ってきたフルフレームレンズのほぼすべてを使えて、機能もそのまま使えるのが救いです。カメラ本体に内蔵の手ぶれ補正によって、古いレンズでももっとうまく撮れるかもしれません。
ただ僕としては、マウントアダプターを使うとカメラの重心が前寄りになって、三脚のプレートと干渉してやな感じです(そのために細い穴が空いてます)。そのおかげで、ネイティブのレンズと古いレンズを入れ替えるのがおっくうになってしまいます。あとはニコンがZマウントシステムのスペックを公開していないので、たとえばシグマやロキノンといったレンズメーカーがZマウントのレンズを作ろうとすると、マウントをリバースエンジニアしなきゃいけなくなります。今Zマウントの純正レンズは3種類しかないんですが、ニコンとしてはこのレンズを売ることよりも、Zマウントの世界をより広めることを重視したほうがいいんじゃ…、などと思ってしまいます。

最近のニコンのデジタル一眼レフ同様、Z 7にはインターバルタイマーが内蔵されているので、それを使って撮った写真を編集すれば、外付け機材なしでタイムラプス動画ができます。というかα7R IIIにはこの機能がなくて、どうかと思ってます。ただし、試しに長時間露光で星の軌跡を撮ろうとしたところ、思ったとおりにはできませんでした。3時間撮り続けられるはずだったんですが、なぜか20分でオフになってしまいました。ニコンの人にも聞いてみたんですが、まだ原因はわかっていません。僕の理解では、今回はたまたま不具合が起きてしまっただけで、この機能そのものに問題があるとは言えません。それに、狙い通りではなかったにしても、撮れた写真にはわりと満足しています(上の画像は20枚くらいを合成したものです)。あとは編集なしでタイムラプス動画が撮れるモードもあり、それもナイスだと思います。

全体的に、Z 7はニコンのフルフレームミラーレス第一弾としてはとても良いものになっています。ただα7R IIIと比べると、価格が高いわりに(日本では43万7400円、α7R IIIは34万9880円と9万円弱の差)中身が伴ってません。
とはいえ、5年先行してたソニーにニコンがここまで肉薄できたのはさすがです。僕がニコン派の人に勧めるとしたらD850よりZ 7にするかもしれませんが、それは僕がミラーレスカメラ信者だからでしょうね。フルフレームミラーレスというゲームに万全の態勢を整えてきたニコン、第二弾はさらに本格的なうねりを作り出してくれるものと期待しています!
まとめ
・作りがしっかりして、ニコンらしい感触。
・EVFはこのクラスでベスト、液晶タッチスクリーンも使いやすいです。
・色はきれいでISO感度を上げてもノイズは少ないですが、α7R IIIに比べるとシャープさで劣ります。
・カードスロットがひとつだけ(それもXQDカード)なのと、バッテリーライフの短さは残念。