そもそも聞きたい! 完全ワイヤレスイヤホンって、なぜ音が途切れるの?

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  • author 三浦一紀
そもそも聞きたい! 完全ワイヤレスイヤホンって、なぜ音が途切れるの?
NUARL NT01AX HDSS TRUE WIRELESS STEREO EARPHONES」クアルコム製の最新のチップを搭載し「飛躍的に音途切れに強い」ワイヤレスイヤホン

小さく、シビアな世界でした。

イヤホン端子を搭載していないスマートフォンを手にしたのをきっかけに、僕もいわゆる「完全ワイヤレス」と呼ばれるイヤホンに乗り換え。その快適さに手放せなくなってしまいました。

ケーブルからの解放がこれほどまでに素晴らしいとは…。

しかし、まったく不満がないわけではありません。まず、音が途切れることが多いように感じます。とくに満員電車や人混みでは、再生中の音楽がブツブツ途切れて気になります。

もうひとつは、バッテリーの持ち。まだまだ、イヤホン単体では1ケタ時間のものが多いですよね。充電ケースに入れれば充電はできますが、そのあいだ音楽が聴けないのはつまらない。

心臓部分を作る人に聞いてみた

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Photo: 稲垣謙一

完全ワイヤレスイヤホンが抱える、この2つの問題はどうして起きてしまうのでしょうか? その原因を探るべく、クアルコム ジャパンのマーケティング担当である大島勉さんに、ワイヤレスイヤホンのイロハを伺います。

クアルコムというと、スマートフォンのプロセッサ「Snapdragon」シリーズが有名ですが、実はワイヤレスイヤホンのチップも開発しているんです。

ワイヤレスイヤホンはなぜ音が途切れるのか

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Photo: 稲垣謙一

──僕も完全ワイヤレスイヤホンを使っているのですが、よく音が途切れることがあります。この「音が途切れる」というのは、どういうときに起こるのでしょうか?

大島:Bluetoothは、2.4GHzの帯域を使って通信を行ないます。この帯域は、Wi-Fiなどさまざまな無線規格で使われているので、電波が混雑するとなかなか進めない。そういうときに音が途切れてしまいます。

──それを解決する方法はあるのでしょうか?

大島:完全ワイヤレスイヤホンは、受信した音楽データをある程度イヤホンに貯めてから音を出すんですね。つまりバッファを取ることで、音が途切れないようにしているわけです。

池に水を貯めているようなイメージですね。池がカラになると音が出ません。じゃあこの池を深くすればいいわけですが、深くすると貯めるまでに時間がかかり、今度は遅延が発生するんですね。

逆に池を浅くすると、途切れやすくなる。そこの調整をいかにして行なうかが重要になります。たとえば、電波の強度に合わせてバッファの量をソフトウェアで制御することもあります。

どれだけセンスの良いソフトウェアを作れるか

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Photo: 稲垣謙一
QCC3026を搭載した新製品「NUARL NT01AX HDSS TRUE WIRELESS STEREO EARPHONES

──クアルコムは今年、ワイヤレスイヤホン向けの新しいSoC(System on Chip。システムに必要な機能をひとつのチップに実装したもの)である「QCC3026」を開発しましたよね。これはどんなチップなんでしょう?

大島:ワイヤレスイヤホンの性能を改善するチップです。音の途切れにくさ、駆動時間、音質。そのすべてを改善するパーツが、1つのチップになっています。

──ということは、音質までこのチップが影響しているわけですか?

大島:そうですね。チップから良い音質で出力するのが、うちの強みです。

──QCC3026チップは「aptXコーデック」に対応していますが、これも御社が開発した規格ですよね。

大島:aptXは、より原音に近い、高音質で圧縮をすることに主眼を置いたコーデックです。開発陣は、いわゆるプログラマやエンジニアもいますが、それ以外に、元音楽プロデューサーや演奏家といった音楽畑の者もいるので、より音にフォーカスしたコーデックとなっています。

──今回、QCC3026がaptXに対応したことで、音が途切れにくく、かつ高音質な完全ワイヤレスイヤホンが作れるようになったのですね。

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Photo: 稲垣謙一

大島:最終的な音のチューニングは、各メーカーさんの領域になりますが、イヤホン自体のデザインや材質によっても受信感度や音質は大きく変わってきます。

──接続性や音質を向上させるとバッテリーを消費しそうですが、電力消費についてはどうですか?

大島:大幅に省電力化されています。たとえば、半導体のプロセスノード(配線の幅。ナノメートルで表される)を微細化したり、チップを構成する部品をひとつひとつ省電力な設計にしたり。

バッテリーボックスを大きくすれば駆動時間は伸びますけど、見た目がよくないですからね。製品は同じ大きさのまま、ソフトウェアによって駆動時間を伸ばしていることも特徴です。

──ソフトウェアの改善で、チップの消費電力を下げることもできるんですか?

大島:できます。たとえば、AからBの手順を踏むのに、10ステップかかります。ただ、ソフトウェアの書きかた次第で、この手順が7ステップになるんですね。そうなると省電力化に繋がります。

──そこはチップ開発の腕のみせどころなんですね。

単体「10時間」駆動の壁、ついに突破

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Photo: 山本勇磨
単体で連続10時間再生できる「NT01AX

インタビューで登場した、クアルコムの「QCC3026」。この省電力化を果たしたチップを搭載したイヤホンが、日本のオーディオブランドのNUARL(ヌアール)から登場しました。

NUARL NT01AX HDSS TRUE WIRELESS STEREO EARPHONES(NT01AX)」は、連続再生10時間(SBC、AACコーデック時)を達成し、ついに2ケタ時間の大台に乗りました。これは、完全ワイヤレスイヤホンでは偉業です。

現在、QCC3026を搭載している製品は数少なく、まさに最先端の完全ワイヤレスイヤホンです。

バッテリーに恋したイヤホン

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Photo: 山本勇磨
イヤホン本体のボタンで以下の操作が可能。「再生/停止/曲送り/曲戻し」「音量UP/DOWN」「着信応答/拒否/終話」

NT01AXはQCC3026がもつ特徴である「ロールスワッピング機能」にも対応。

現状の完全ワイヤレスイヤホンは、片側が親機となり反対の子機にデータを送っています。すると、親機は受信と送信の両方を行なっているため、子機よりもバッテリーを消費してしまいます。そこで、左右の親機・子機の役割(ロール)を入れ替えて(スワップ)、バッテリーの消費を左右均等にするというもの。

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Photo: 山本勇磨
充電ケース「NT CASE2」はイヤホンの急速充電に対応。最大1.5時間で10時間分のフル充電ができる

また、おもしろいのが、この充電ケース「NT CASE2」は単体購入もできるんですよ。複数台用意しておけば、長期の旅行などでも充電いらずで過ごせます。

バッテリーケースと合わせて最大35時間以上の音楽再生ができます。15分の充電でもイヤホン本体を2時間ぶん充電できるので、急ぎのときも安心。

充電ケースに入れたイヤホンは満充電になると自動的にスリープモードになるので、未使用時の充電ケースのバッテリー消費も抑えます。電源を切り忘れた場合でも接続が切れると自動的にOFFになります。

バッテリーのことをこんなにも気遣ったワイヤレスイヤホンは、なかなか無いのではないでしょうか。

チップだけの賜物ではない

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Photo: 山本勇磨
イヤホン本体はIPX4相当の耐水性も持つ

QCC3026チップを使った製品を作るときには、メーカー独自の開発力も欠かせないと大島さんは言います。たとえばイヤホン内部のチップの配置によって、接続の安定性が大きく変わってきます。

その点、NT01AXは基板のレイアウトからファームウェア設計まで独自に開発されています。QCC3026チップの採用に加え、独自のアンテナ技術を組み合わせる事で高い接続安定性を実現。これまでの完全ワイヤレスイヤホンと比較して、音途切れに強くなりました。

また音質では、aptXコーデックに対応。さらに、クリアな音質と広い音場感を再現する特許技術「HDSS」を採用することで、頭内定位を防ぎ、厚みと立体感のある音の広がりを再現します。

音のキーになるドライバーには、ダイヤモンドよりも硬い炭素素材の「グラフェン」を振動板にコーティングしたフルレンジダイナミック型ドライバーを採用。高域の再現と応答性に優れていて、NUARLらしい自然な低音域から高音域までしっかり鳴らします。

一言でいうと、楽曲の音をしっかりと聞き分けられる、リッチな音です。

NAURL×クアルコムのブレイクスルー

完全ワイヤレスイヤホンが抱えていた2大問題である、音途切れバッテリーの持ちを、クアルコムの最新チップと、NUARLが得意とするワイヤレス/音響技術で解決したNT01AX。価格は1万8000円(税別)です。

完全ワイヤレスイヤホンを使っているけれども、バッテリーや途切れやすさに不満を抱えている方はもちろん、初めての完全ワイヤレスイヤホンとしても「NT01AX」は最適。

なんといっても、最新のチップテクノロジーを体感できる、数少ない製品なのですから。

兄弟機も発売中

NUARL NT01B HDSS(R) TRUE WIRELESS STEREO EARPHONES

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NUARL NT01L TRUE WIRELESS STEREO EARPHONES

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NUARL NT100 WATERPROOF TRUE WIRELESS STEREO EARPHONES

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QCC3026は搭載していないものの、同様にクアルコムのチップを使用した兄弟機種で、ベーシックモデルの「NT01B」(1万3750円・税別)、ライトモデルの「NT01L」(9,750円・税別)、洗えるIPX7防水の「NT100」(9,900円)もありますよ。

※NT01AXは随時ファームウェアアップデートを予定しています。

Source: NUARL

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