第2の本社誘致で、ニューヨーク市がAmazonに提示した「ゴマすり文書」公開

第2の本社誘致で、ニューヨーク市がAmazonに提示した「ゴマすり文書」公開
Image: nycedc

Amazon(アマゾン)さえきてくれれば、街は安泰!

世界のネットショッピングを牛耳る超、超、超巨大企業のAmazon。先月、第2の本社が、ニューヨーク州クイーンズ(ロングアイランド)とバージニア州アーリントンに決定しましたが、その誘致を巡ってはアメリカの200を超える都市が火花を散らして争いました。各都市が、街の利点や様々な優遇処置を提示しAmazonにラブコール。

さて、無事ハートを射止めたニューヨーク市が、誘致のためAmazonに提示した文書が公開されています。ニューヨークという米国トップの魅力的大都市でも、Amazonにはここまでしないと来てもらえないのか…。

公開されたプレゼン資料、まず表紙のロゴがパンチありますね。ニューヨークのど定番、ハートロゴを使った「I <3 NY」のハートを、Amazonロゴのニコニコマークに置き換えてスタート。アプリ開発者の賃金が比較的安いこと、通勤インフラが整っていることなど、都市としての利点をあげた上に、経済面でAmazonだけの特別インセンティブ措置を多々用意する準備があることなど、猛アピール。さらに4エリア(ロングアイランド、ハドソンヤード、ロウアーマンハッタン、ダンボとブルックリンハイツの間)の中から選ばれた場合は、いつでもAamzonのために地域を解放するとも。ちなみに、この4つで最も大きいエリアは、最大で2660万平方フィート&16の建物があるので、これをいつでも明け渡す!というのはかなり強気。どうぞ好きにしてくださいませませ!

ニューヨークがAmazon誘致企画のために使った予算は46億ドルと言われています。ただ、トップだけで内密に進められた計画で、市民はもちろん地元議員にも知らされていなかったので、決定後いろいろ対応に追われてはいますけど。

ここまでさせるAmazonの魅力。

Source: NYCedc

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