ゆくゆくは有料版とかも出てくるかも。
Webサービス「remove.bg」は、アップロードした写真から自動で人物を切り抜いてくれるというもの。話題になってたので試してみましたけど、これがなかなか賢くてびっくりしたという話です。

Select a photoから写真をアップロードor画像のURLを指定してあげます。どうやらイラストの切り抜きは不可で、対応しているのは写真だけみたい。そのへんも判断してるんですね。

約5秒ほどで、こんな風に自動で切り抜かれたデータがあがってきます。見てみると椅子の黒い部分が若干残ってますけど、5秒でこの精度はすごい。これが人物以外に応用できたら、チラシの切り抜きももーっと簡単になるんだろうなぁ。

人体と重なっている部分はこう処理される模様。奥にいる後ろ向きの人も、切り抜き対象として判断してるってのが賢いですね。閾値の設定ができるようになったらいいのになぁ。
出来上がるデータはpng形式で、解像度は横500pxで固定。元データがどれだけ大きくても500pxになってしまうので、使い道としてはサムネイル加工やweb向け素材ってとこでしょうか。いっぱい切り抜いてコラージュみたいに張り巡らせたら面白いかも。

iOSでも使えるのを確認しました。どうやら動物は切り抜き対象外、フィギュアは対象内のようですね。オート切り抜きには人の写真のビッグデータが使われてると思うのですが、フィギュアは人物として扱われてるのか…? ビッグデータおそるべし。
こりゃあ今まで以上に雑コラがインターネット上にあふれるかもしれませんねぇ。APIも公開されているので、何か可能性を見出した人が活用しそう。
Source: remove.bg