QoLとは、クオリティ・オブ・ライフのこと。
毎日出てくる最新のガジェットばっかり見ていると、スペックとか新しさばかりに目が行って感覚が麻痺してきますよね。カメラを買うにしても「この性能、必要?」と、自分に問いかける時間が大事です。嗜好品のレベルになると特に。
その点、シロモノ家電はいいですね。生活する上で困らない程度のモノを買えば基本はOK。とても無垢な気持ちでモノ選びがでるので。

で、僕が最近困っているのは、家で鍋が出来ないということ。僕は1人ぐらしなので、カセットコンロはもってのほか、調理器具が少ないのですよ。
そこで、このシロカの一人用の鍋にグッときました。

同じような製品はあったような気もしますが、加熱部分と鍋部分の一体感と、ブラックの重厚な佇まいがシロカらしい。ちなみにシロカは、コーヒー豆の挽きから淹れる工程までしてくれる全自動コーヒーメーカーでおなじみのブランド。さすが、部品をシンプルにまとめ上げるシロカらしさがありますね。

写真でみると大きく見えますが、実物はかなりコンパクトにまとまっています。写真のとおり、片手で楽に持ち上げられます。
またシロカとしては、この商品は電気ケトルの進化系という立ち位置らしく、これでお湯をつくることも想定しているみたい。注ぎ口がついているのは、そのため。

たとえば鍋を大量に作っておいて、朝に食べるみたいなことは出来なさそうです。容量は1Lなので、インスタントラーメン2人前でちょうど。
お湯の温度は、40度から100度の間で調理でき、もちろん保温機能もあり。

2019年2月9日発売で、価格は1万5000円(税抜)です。
決して安くはありませんが、小さい鍋とカセットコンロを買ってワンルームの棚を肥やすくらいだったら、こうした小綺麗なプロダクトで調理器具を増やしたい。
Source: シロカ株式会社