NASAがハックされ、情報が漏洩していたって!?

  • author Rhett Jones - Gizmodo US
  • [原文]
  • 岡本玄介
NASAがハックされ、情報が漏洩していたって!?
Image: NASA

あの国の仕業?

火曜日のこと、NASAの職員に内部メモが送信され、10月23日に発見された情報漏洩について知らされました。この知らせには、ハッカーがNASAのスタッフに関する、個人を特定できる情報を得たことが書かれていたとのこと。抜かれた情報には、一個人としてとても大事な社会保障番号も含まれていたそうです。

このメモは、個人情報の盗難を防ぐため、必要な予防措置を講じるよう通知したもの。SpaceRefが最初に入手し、そこからNASAの人事部に送られたのでした。しかし、NASAで捜査を始めてから2カ月近くが経過したにも関わらず、事件についての手掛かりはほとんど見つかっていません。

長期に渡りアクセスされていた

NASAは連邦捜査官たちと協力して、漏洩の程度と誰が行ったのかを判断しようとしています。そこには、従業員の個人情報が保管されたサーバーに、2006年7月から2018年10月までの間アクセスされていた形跡があったことが判明しています。

調査に当たっている人たちは、依然としてハッキングによる影響を受けた可能性のある職員を絞れていません。NASAは、それについて明らかになったときに個人に知らせることを約束しました。

でもまだ影響はない

米Gizmodoはこの件についてNASAに質問をしてみました。NASAの広報担当者は、潜在的にどれだけ多くの従業員の情報が公開されたのか明言できませんでしたが、「いかなる従業員たちの任務も、ハッキングによって脅かされていないと考えています」と返答がありました。

犯人はあの国か?

漏洩の背後にいる人やその動機は不明ですが、政府は政府機関に向けたサイバー・スパイ行為に対して高い危機意識を持つ時期にきています。

当局は、5億人の情報が抜き取られた、最近のマリオット・ホテルの予約システムのハックが、中国政府によって行われた情報収集作戦だったと伝えています。

このハッキングは、2014年に米国人事管理事務所の記録が抜かれた大事件に関連している、と考えられており、中国の諜報部員は「情報はスパイの根絶や、政府関係者の動きを追跡、将来的な標的を特定するのに有用だ」と話していたそうな。

動きがないのが不気味

NASAの職員が中国によって監視されているのか? 詐欺に引っかかってお金が引き落とされているのか? ハッキング後の動きは何であれ、何も良いことは起こらないでしょうね。

ともあれ、NASAの広報は「すべてのサーバーを安全に保つよう努力を続けており、その工程と手順を見直し、最新のセキュリティーが機関全体で確実に行なわれるようにしています」と話してくれました。


NASAの職員も、宇宙飛行士たちも、仕事中に不正行為が働かれていたら宇宙開発どころじゃなくなってしまいますね。今後も悪用されないと良いのですが…。

Source: SpaceRef via ZDNet, The New York Times (1, 2)

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