世界初、押せる鍵盤をそなえる腕時計型シンセサイザー「Synthwatch」登場

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  • author ヤマダユウス型
世界初、押せる鍵盤をそなえる腕時計型シンセサイザー「Synthwatch」登場
Image: Kickstarter

物理鍵盤を身につけるロマンを追い求めた時計。

Kickstarterにて、世界初を謳う腕時計型のシンセサイザー「Synthwatch」がキャンペーンを開始しています。ちょっと昔のハイテクウォッチというか、カシオの腕時計型電卓というか、そういう雰囲気がそそる逸品。

シンセというからには演奏できなければなりません。Synthwatchは演奏しやすさを考えた1オクターブの鍵盤を備え、ワイヤレスで接続したスマホやタブレットから音が出ます。さすがにスピーカーは搭載できなかったか。

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Image: Kickstarter

こんな風に、鍵盤が山型になっているから小さな鍵盤でも押さえやすいという。ただの鍵盤風ウォッチではないぞと、そんな意気込みを感じますね。

音色は200種類以上、エフェクトはディレイ/リバーブ/フランジャー/フィルターの4種類を収録。専用アプリと連携すればシーケンサーやリアルタイムレコーディングもできるようです。USB Type-Cによる有線接続も備えており、PCやスピーカーとダイレクトにつなぐことも可能。かなりiPod nano Watch的なルックスになりますよ。

肝心の腕時計としてのスペックは、グレード5のチタン素材を採用したメイド・イン・イタリー。また、開発メンバーのFrancescoさんとFaustoさんはスイスの元腕時計職人です。この野暮ったい角張り感もシンセ機能ゆえ仕方なしというか、むしろそこがレトロフューチャーで味なのでしょう。

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Image: Kickstarter

Synthwatchを受け取れる最低出資額は、450ユーロ(約5万8000円)。流れている音楽や環境音を聞いていて「これDかな?」と音程が気になり、ピアノアプリで音を確認するような類の人にとっては、それが腕時計でできるということでアガるものがあるでしょう。え、マイノリティ?

この路線で、ワイヤレスキーボードに特化した薄型版Synthwatchなんて出てくれたら僕としてはそそられるんですけどねー。人類はどこまで腕時計にロマンを求めるのか。

Source: Kickstarter