会社に歴史あり。
イーロンマスクがCEOを務め、電気自動車やバッテリーを作っているTesla。その社名の由来は発明家ニコラ・テスラであり、ロゴ・デザインだってテスラが作ったモーターの断面を模しているくらい。
ですがCEOのイーロン・マスクによると、始めは「Tesla」にしようだなんて考えていなかったのだそうです。
先日の彼のツイートにはこうあります。
Tesla history trivia: we didn’t actually come up with the Tesla Motors name. Bought trademark off Brad Siewert for $75k in late 2004. He’d originally filed for it in 1994. Our alternative name was Faraday, which was used by a competitor several years later. https://t.co/zPnrrVash1
— Elon Musk (@elonmusk) 2018年12月9日
Teslaの商標は1994年に登録したBrad Siewert氏から、2004年後半に7万5000ドル(約845万円)で買い取ったんだよ。
我々の社名候補は「ファラデー」だったのだが、これは数年後ウチらのライバルになる会社が使っていたんだよね。
「ファラデー」とはイギリスの化学者・物理学者、マイケル・ファラデーですね。電動機を発明した人物で、確かにEVの社名にピッタリです。なのでFaraday Future社が、先にその名前を抑えていたわけです。
ちなみに60 Minutesのインタヴューでは、社名の発音は「テズラ」だと話しています。クリアに抜ける「ス」でもなく、「Z」のような「ズ」でもない発音なのだそうです。皆さんご存知でした?
もし今度からカタカナ表記する場合は、「テズラ」にすることをお忘れなく!
Source: Twitter, Faraday Future