2018年 最高だった映画10本!(と好けなかった5本)

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  • author Germain Lussier - io9
  • [原文]
  • 中川真知子
2018年 最高だった映画10本!(と好けなかった5本)
Image: Warner Bros., A24, Sony, Disney via io9

私個人的には『グレイテスト・ショーマン』が1番でした。

もう今年も終わりですね。振り返ってみるといろんな映画が公開されました。期待度大だったのにあまり話題にならなかった作品や、上映劇場数が少なくてゴールデン・チケット化した作品や、リピート鑑賞不可避な作品まで色々とありました。例年思うことですが、充実した映画年だったと思います。

果たしてio9編集者はどんな映画をベスト10に選んだのでしょうか? ハズレ映画5本も合わせて一緒に見てみましょう。

良い映画10本

1. 『スパイダーマン:スパイダーバース』(原題:Spider-Man: Into the Spider-Verse)

Video: Sony Pictures Entertainment/YouTube

日本では2019年3月8日公開予定のアニメーションスパイダーマンが堂々の第一位!

異なる次元で活躍するスパイダーマンたちが集結する本作。ついこの間、ソニーが製作技術を特許申請したと話題になったばかりですが、内容も素晴らしいみたいですね。楽しみ〜。

2. 『ヘレディタリー継承』(原題:Hereditary)

Video: A24より/YouTube

ホラー好きが「超怖い」と絶賛した本作。怖いだけじゃなく、ユニークであることも評価されていましたよね。

おばあちゃんが死んだ後、次々と起こる怪奇現象に悩まされる娘家族。やがて明かされる秘密ーー。

こうやって書くと平々凡々なオカルトホラーっぽいのですが、撮り方もアイディアも恐怖効果も「秘密」も、迫り来る「あいつら」も、上手い具合に不気味なわけです。

ホラー好きと言えど、どちらかと言えばスプラッターやスラッシャーやトーチャーが好みな私は、io9が絶賛するほどハマりはしませんでしたが、それでも「おぉ…おおお…(いいねぇ)」となるくらい面白いホラーだと思いました。ジャパニーズ・ホラーが好きな人向け。

3. 『ブラックパンサー』(原題:Black Panther)

Video: Marvel Entertainment/YouTube

言わずと知れたライアン・クーグラー監督の超話題作。公開時のフィーバーはすごかったですね。時代の変化を顕著に表した作品として、各方面から解析されてました。

ストーリーも、正義と悪がガチンコ対決ではなく、どちらの視点に立つかで正義感が変わる『もののけ姫』系。ワカンダの最新テクノロジーも観客を魅了しました。格好良さとストーリーの良さ、映像美に痛快アクションと全方向にバランスがとれた名作。「ワカンダ、フォーエバー!」

4. 『クワイエット・プレイス』(原題:A Quiet Place)

Video: Paramount Pictures/YouTube

ジョン・クラシンスキー監督の「音を立てたら死亡」という風変わりなホラー。それでなくても静か〜な日本の映画館が、呼吸音すら控えるほどシーンとしたという作品。日本公式HPの「正しい1800円の使い方」というキャッチフレーズが印象的でした。

5. 『ソーリー・トゥ・ボザー・ユー』(原題:Sorry to Bother You)

Video: Movieclips Trailers/YouTube

ブーツ・ライリー監督の黒人社会に焦点を置いたコメディ映画『ソーリー・トゥ・ボザー・ユー』は日本未公開。超残念すぎる。

貧困生活をどうにかしようとテレマーケーターの職に就いた黒人男性がセールスの才能を開花させて、トップ営業マンになるも、実は勤めている会社がとんでもない商品を売っていた、というストーリー。

男性がトップ営業マンになる術が、黒人の喋り方を封印して白人アクセントで電話をかける、というもの。この部分に、今でも根強く残る黒人差別が感じられます。(女性が男性の名前でメールを書いたらクライアントの対応がガラッと変わったって実験がネットで話題になったことを思い出しました。)

『ゲット・アウト』並に黒人社会の問題に切り込んだ風刺作品かと思いきや、これが振り切れていて面白い。早く日本でも公開されると良いのだけど…。

6. 『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』(原題:Mandy)

Video: Movieclips Indie/YouTube

当たり外れの激しいニコラス・ケイジ映画ですが、これは大当たり! すごい。ニコラス・ケイジすごい。この作品で一皮も二皮も剥けた気がします。ニコラスもこの時をまだかまだかと待っていたのかも。邦題のサブタイトルはB級臭がプンプンしますが、まぁ、B級っぽいんですが、観終わったあとの満足感が普通のB級じゃないんです。こんなニコラスを見せてくれた、パノス・コスマトス監督に感謝!

7. 『パディントン2』(原題:Paddington 2)

Video: StudiocanalUK/YouTube

侮れない面白さ。パディントンが超ベタな動きで笑いを取るシーンがあるのですが、展開がわかっていても声を出して笑ってしまったほど。多分、今年の映画で1番笑ったかも。

同じCGベア映画『プーと大人になった僕』よりはるかに面白いし、子供と一緒に繰り返し楽しめる作品ですよ。Blu-ray買うなら、『パディントン2』をお勧め。

8. 『アナイアレイション』(原題:Annihilation)

Video: Netflix Japan/YouTube

アメリカ以外ではNetflix映画として公開されたアレックス・ガーラント監督の『アナイアレイション』(題名が覚えにくい)。2014年に出版された同名小説を原作にしていますが、内容は随分と変更されています。でも、(一部の熱狂的な原作ファンは別として)変更点が多くっても全然よし。だって、ものすごい良作だったから。動物のビジュアルも、クマーの秘儀(?)も素晴らしかった。私はiPadで見たので迫力に欠けましたが、大画面だったら『アバター』並みの経験ができただろうと思います。

それにしても、放射能怖い‼️(この作品見たらわかってもらえる怖さ)

9. 『アンナ・アンド・ジ・アポカリプス』(原題:Anna and the Apocalypse)

Video: Orion Pictures/YouTube

今年はゾンビ・ミュージカルの年でした。といっても、『アンナ・アンド・ジ・アポカリプス』と『ゾンビーズ』の2本だけ(多分)ですけど。いや、ゾンビ・ミュージカルが2本もあるってこと自体おかしな現象ですが…。

私的には、両作とも好きですが、io9がピックしたのはクリスマスにゾンビがやってきて、町の人たちが歌って踊る『アンナ〜』の方。確かに、こっちの方がお馬鹿具合がよかったです。

『ジングル・オール・ザ・ウェイ』や『アルヴィン』に次いでクリスマスを彩ってくれるホリデームービーの誕生です。(映画のチョイスに偏りがあるのは承知してます)

10. 『ミッション・インポッシブル:フォールアウト』(原題:Mission: Impossible - Fallout)

Video: Paramount Pictures/YouTube

今年最高のアクション映画でしたね、間違いなく。今年の夏は熱かったな〜。『ジュラシック・ワールド 炎の王国』に続いて『フォールアウト』ですもん。本当にエキサイティングでした。

本作の素晴らしいのはトムの体と命を張ったアクション。全てのシーンで「うわー、トムが落ちる!トムが殴られた!トムが足折った!トムが死ぬー!」とリアルに心配できる(?)ので、ドキドキハラハラ度と精神力の削られ度が桁違い。見終わった後は、こっちまでグッタリしました。私は劇場で3回観ましたが、本当に劇場で観てよかったと思います。

【ダメ映画5選】

1. 『The Happytime Murders』

Video: Movieclips Trailers/YouTube

R指定のパペット刑事映画。メリッサ・マカーシー主演ですし、まぁ、掴みは悪くありませんでした。でも…、でも…、ひどいわ。うん、このレッドバンド・トレイラーとか、もうトレイラーだけでお腹いっぱい(股間から白いの出すとか本当に下品‼︎)。そりゃ、『セサミストリート』の制作会社に訴えられるわ…。

2. 『ザ・プレデター』(原題:The Predator)

Video: 20th Century Fox/YouTube

あぁ、そういえばこんな映画も公開されてたなぁ。言葉もありません。もうそろそろ、歴史に名を残す超名作ホラーアクション『プレデター』の名を汚すのやめません…?

お口直しに『プレデター』のハイライトシーンをどうぞ。

Video: Kalashnikov Artem/YouTube

3. 『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(原題:Fantastic Beasts: The Crimes of Grindelwald)

Video: Warner Bros. Pictures/YouTube

日本では公開中ですね! こういう時に公開時差があるとやりにくい…。まぁ、こういう映画はいい悪いにかかわらずファンは見にいくものですから。ほら、『トランスフォーマー』シリーズとか、絶対に駄作だってわかっていても見にいくじゃないですか。あ、私の5歳の息子は楽しかったって言ってましたよ。

4. 『クローバーフィールド・パラドックス』(原題:The Cloverfield Paradox)

Video: Netflix/YouTube

『クローバーフィールド/HAKAISHA』の前日譚でNETFLIX独占配信映画。続編とか前日譚って本当に難しいですね。その一言に限ります。

5. 『ロビン・フッド』(原題:Robin Hood)

Video: Movieclips Trailers/YouTube

ロバート・ダウニー・ジュニアとジュード・ロウの『シャーロック・ホームズ』シリーズが大ヒットしたから、クラシック映画を原題風にすればヒットすると思ったのでしょうか。でも、『ロビン・フッド』はダメだったみたい。ロビン・フッドというコンテンツはいいんですけどね…。

あ、『シャーロック〜』は2020年に第三弾が公開されますね。楽しみ!

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