「iPad Pro曲がり問題」Appleが仕様を解説。曲がりは「紙4枚の厚さ未満」

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「iPad Pro曲がり問題」Appleが仕様を解説。曲がりは「紙4枚の厚さ未満」
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うちの子は曲がっていないかな…。

最新の「iPad Pro」にて発売直後から報告が相次いでいる、製品開封時から本体が曲がっていた問題。これについてApple(アップル)は、製造時の冷却過程にて若干の曲がりが生じることがあり、これは不具合ではないとの声明を以前The Vergeに伝えていました。

そしてAppleは先週サポートページにて、この現象の詳細を公開。いかにしてiPad Proが製造されているか、そして僅かな曲がりは本体機能に影響しないこと、さらに新アンテナラインが本体のわずかな曲がりをより大きく見せていることについて、解説しています。

モバイル通信を快適に利用できるように、iPad の本体側面に小さな帯状のライン (分割線) が縦方向に入っていて、筐体の一部がモバイルデータ通信のアンテナとして働くようになっています。iPad 史上はじめて、これらのアンテナラインは共射出成形と呼ばれる加工法で製造されています。これは高温下で加工する手法で、アルミニウム製の筐体に精密加工で削り出した溝にプラスチックを射出し、アルミニウム表面のマイクロ細孔に流し込みます。プラスチックが冷却固化した後で、CNC 精密加工で筐体全体を仕上げ、プラスチックとアルミニウムがシームレスに一体化した強度の高い単一の筐体が生まれます。このアンテナラインと、新しいiPad Proの筐体デザインによって、特定の角度から見たときに平らではないように見えるかもしれません。これは通常の使用ではわからないような差異であり、iPad Proの強度や機能に影響するものではありません。

Appleによれば、新たな製造プロセスの導入によりiPad Proの曲がりは400ミクロン以下(紙4枚の厚さ未満)に抑えられているそう。これは前モデルのiPad Proよりも精度が向上しているとAppleは主張しているのですが、具体的に400ミクロンの曲がりがどれくらいなのかについての画像などは、紹介されていません。

そして今回のサポートページでは、ありがたいことに「仕様を満たしていないと思う場合は、Apple サポートにお問い合わせください」との一文が添えられています。Apple製品は14日間の返品、あるいは1年間の製品保証が提供されているので、明らかに本体が曲がっている場合にはサポートにコンタクトを取ってみるのがよさそうです。

Source: Apple

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