iCarは幻? アップルが自動運転車開発で大規模レイオフか

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iCarは幻? アップルが自動運転車開発で大規模レイオフか
Image: Getty Images

次なる大発表で見たかったけれど…。

これまでApple(アップル)は、公式にこそ認めていないものの、コードネーム名で「Project Titan」として知られる、自動運転車の開発に取り組んできたとされています。いわゆる「iCar」なる新たな自動運転車については、テスト走行が実施されてきたカリフォルニア州での法的な申請書類や、関連する交通事故の裁判などから漏れ伝わったり、ひそかにProject Titanにかかわったエンジニアが、中国のXMotorsへ企業秘密を売り渡していただなんて告発で、ちょっぴり概要が伝わったりもしていました。

「さほど驚くべきことではない」と言いますが

しかしながら、このほどCNBCは、事業の見直しによって、Project Titanに携わる200人を超える社員が、Appleによって一斉解雇されたと報道。これは「予想されていた再構築プラン」であり、それほど驚くべきことではないとするAppleの見解まで報じられましたよ。突然、プロジェクトを追われた従業員たちは、どこまでこの展開を予想していたのかは定かでないですけど。

Appleには、自律システムおよび関連技術に取り組む、非常に優れた才能を有する開発チームが存在してきた。2019年はカギとなる分野を絞って開発を進めるため、社内の他部門のプロジェクトへ異動となった人たちがいる。機械学習やほかの革新的な分野に、引き続きAppleは取り組んでいく。

今回のCNBCの報道に対し、こんなふうにAppleの広報担当は説明しているそうです。スティーブ・ジョブズがCEOだった時代とは異なり、ややAppleの秘密主義も緩みを見せてはいますけど、残念ながら、結局のところはProject Titanがどのようなもので、どこまで開発に成功していたのかなどは、現在も謎のままですね。

当初はミニバンタイプの自動車の製造まで手がけるとうわさされていたものの、最近は自動運転システムのみを自動車メーカーへ提供するスタイルでの実現の可能性が濃厚といわれていました。数々の優秀な技術者たちを、各メーカーから引き抜いてきたり、iCarの発表への期待は高まっていただけに、このまま本当にプロジェクトがポシャってしまうと、Appleの命運にもかかわる次世代ヒット商品の不在につながらないか不安なところではありますよね?

Source: CNBC

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