ベゾス設立の宇宙航空会社Blue Origin、エンジン工場の建設をスタート

ベゾス設立の宇宙航空会社Blue Origin、エンジン工場の建設をスタート
Image: Win McNamee/Getty Images News/ゲッティ イメージズ

順調そうですね。

Amazonのジェフ・ベゾスCEOが設立した宇宙航空会社Blue Origin(ブルーオリジン)。アラバマ州ハンツビルに、新たにエンジン工場の建設を開始しました。ここで生産されるエンジンは、Blue Originの大型ロケットニューグレンの打ち上げシステムである、ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)社のヴァルカンロケットに使われるBE-3エンジンとBE-4エンジンです。

ネタ元のAl.comによれば、ハンツビルの新工場は、広さ46エーカー(東京ドーム約4個分)、建設費用2億ドル(約218億円)。完成すれば従業員数300人から400人規模。3Dプリントなどを用いて、工場設備をできるかぎり自動化するのも特徴の1つだといいます。AL.comのインタビューにて、Blue OriginのBob Smith CEOはこう語っています。

ユニークなクラッディングもやるし、エンジンを作る上でさまざまな方法をとっています。時に忘れられてしまいがちですが、Blue Originはもの作りの会社です。自分たちが必要なものは、すべて自分たちで作ります。

新工場では、年間数十基のエンジンの生産が可能だとか。

Blue Originは今年、有人宇宙船ニューシェパードの有人飛行テストを予定。2021年までには、ニューグレンの初飛行を目指しています。ボーイング社とロッキード・マーティン社の合併事業であるULA社のヴァルカンロケットは、今後アトラスやデルタといった使い捨てロケットの代わりとなる存在。Blue Originがハンツビルに工場を新設することが、ULA社がBlue OriginのBE-4エンジンを採用する決めてとなったとも言われています。

加えて、ハンツビルにあるNASAのマーシャル宇宙飛行センターの施設ビルディング4670を利用するため、話を進めているという報道もでています。また、ニューグレンとヴァルカンロケットは、米国空軍の次世代国防システムに採用されたという報道もあるので、Blue Originの工場新設は当然の流れ。かなり、忙しい現場になりそうですね。

Source: Al.com, SpaceNews, Engadget