Facebookの新機能「Community Action」からは危険な香りしかしない

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Facebookの新機能「Community Action」からは危険な香りしかしない
Image: Gettyimages

どうなっていくのか、しばらくは見守る姿勢で…。

Facebookが先週追加したばかりの新機能「Community Action」。一言で説明すると、これは請願機能です。以前から一部の限定ユーザー間でトライアルしていたということですが、先週順次公開がスタートしました。

政治的な請願をFacebook上でできる機能

ネタ元TechCrunchによる解説によれば、Community Actionは次のような機能です。

Community Action機能を使って、ユーザーはタイトル、詳細、画像をはり、問題に関係する政府団体、政治家などをタグ付けすることができます。この機能のゴールは、Community Action=ユーザーの請願がバイラルで拡散されていくこと、また「Support」ボタンをおしてもらうことで、多くの人を巻き込んでいくこと。ディスカッションボードもあるので、そこで意見交換をしたり、寄付金を募ったり、はたまたイベントを企画したりできます。それぞれのCommunity Actionにはサポート人数が表示されるものの、サポートしている人の名前は友達間にしか公開されません(有名人・著名人などは友達としてつながっていなくても公開される)。

例えば、一般公開前から機能を使っていたグループColorado Risingは、すでにコロラド州での石油採掘の一時停止を求めるCommunity Actionを行なっており、コロラド州知事、副知事がタグつけされています。が、もーし反対グループがこの請願を不当な攻撃だとして取り下げを求めたらどうなるんでしょ? もーし、トランプ政権支持者が、メキシコ移民をアメリカから追い出せというCommunity Actionを作ったらどうなるんでしょ?

不安すぎる…

Facebookのガイドラインは、解釈しだいなところあり。つまり、この新機能は、これから多くのユーザーがFacebookがどう対応するかをテストしながら探り探り使っていくようなもの。何が許可され、何が拒否されていくのか…。

米GizmodoがFacebookにコメントを求めたところ、以下の返答がありました。

「情報に溢れる市民的コミュニティ作りは、Facebookのミッションの核たる部分です。日々、Facebookには多くの人が集まり、地域の政治家に呼びかけたり、寄付をつのったり、新たなグループをつくたりなど、社会的問題についてさまざまな行動を起こしています。これらのアクション・ツールを通じて、人々が取り組む問題を解決していく様をみてきました。Community Actionは、彼らの地域を変えるため、地域の政治的団体と協力するためのまた新たなツールだと考えています」

ごもっともなコメントです。ただ、今までのFacebookを見ていると、意見や思想に善悪、是非、白黒をつけるのは苦手分野なはずだけどなぁと不安になってしまうのです。

Source: TechCrunch

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