コンパクトスピーカーの再定義なるか。
中田ヤスタカさんも愛用している、IK Multimediaの「iLoud Micro Monitor」。その人気っぷりはサウンドハウスのレビューや、タイムセールでの即完売っぷりからも見て取れます。
というわけでiLoudファンの皆さん、おまたせしました。iLoudの名を受け継ぐコンパクトなスタジオ・リスニングの新基軸「iLoud MTM」が登場です。約3年ぶりのアップデート!
3.5インチウーファー+1インチツィーター+3.5インチウーファーを左右対称に配置し、通常の2ウェイシステムでは叶わなかった高精細さを実現。最新のDSPにより、アナログ設計では難しいフラットさで40〜24kHzまでを鳴らせるとのことです。さすがIK、デジタルがつよい。

IKではおなじみの自動音場補正システム(ARC)も内蔵しており、同梱のマイクを使えば部屋の音響特性に最適なモニタリング環境を作ってくれます。ARCもすごいけど、「iLoud MTM」を買えばARCによる最適化も体験できるっていうのは、ユーザーにとっても良い経験になりますね。

特許出願中のPhysical Response Linearisation技術によって、エンクロージャーのデザインや構造、素材選定レベルで作り上げたという「iLoud MTM」は、倍サイズのスピーカーに匹敵する低域再生能力をもつそうな。なんとも強気ですけど、iLoudの後継って自負がビンビン伝わってきませんか?
発売日は2019年4月末、価格は1本349.99ユーロ(約4万3600円)。ラップトップの相棒スピーカーはここまで来たんだと、そう思わせてくれる鳴りを期待したいですな。でもでもJBLの小型スピーカーも気になるー。
Source: IK Multimedia, YouTube