モンスターOSの予感。
テック業界は人の流れが激しいです。優秀な人材は、あっちにこっちに引っ張りだこ。SNSでの転職ポストは常に話題にあがります。そんな中、Apple歴14年のエンジニアBill Stevenson氏の転職も話題に。
転職先はGoogle、しかも取り組むのはあのFuchsiaだといいます。
Stevenson氏は、自身の転職をLinkedInで投稿。
「新オペレーティングシステムFuchsiaをマーケットに送り出すため、2月からGoogleにジョインします。」
FuchsiaにOS Xみたいな便利機能くる?
Googleが新たに開発しているOS Fuchsia。Androidに置き換わるかもと注目はされているものの、その全貌はまだ見えてきません。が、いよいよ完成が見えてきたのか、Fuchsiaを世に出すために白羽の矢がたったのがまさかのAppleエンジニア。
Stevenson氏は、2004年からAppleでOS Xの開発に携わってきた人物で、AirPlay、Find My Mac、iClound for Mac、AirDropなどの開発にあたりプログラムマネージャーをつとめ、2012年以降はMac/Windowsプログラムマネジメントのシニアマネージャーとして、昨年リリースされたMojaveまでソフトウェア開発に関わってきました。氏はサードパーティ開発者とも仕事を共にしており、Googleからしたらこれ以上の適任はいないという人材です。
これからのGoogleを背負って立つかもしれない新OS Fuchsia。まさか元Appleベテランエンジニアの手によってリリースされるかもしれないとは、皮肉といいましょうか、IT業界らしいといいましょうか。
Source: 9to5Google