Samsung「2019年からプラスチック包装を止めます」

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Samsung「2019年からプラスチック包装を止めます」
Image: Samsung

環境に優しいもので事足りるんなら、それで行きましょうよ。

人類のプラスチック汚染問題はまったくもって制御不能です。私たちはそれが環境にとっても、それに回り回って人間にだって悪いことを知っています。そしてプラスチック製品を売っている会社も当然、それが悪いことを知っています。

ですがここで、Samsung(サムスン)がより持続可能な選択肢に向かい、プラスチック包装を廃止している数多の企業の仲間入りをする、と27日に発表しました。

具体的な施策は?

Samsungは2019年よりビニール袋やトレイの代わりに、リサイクルした、またはバイオ・プラスチック紙材料から作られる成形パルプなどを電化製品の包装に使用すると宣言。

加えて携帯電話の充電器もデザインも変更し、今後は光沢とツヤがなくなり、ザラっとしたマットなテクスチャーに変更します。そして保護用のプラスチック・フィルムも廃止にするだろうとのことです。またSamsungはこれを機に、持続可能性を高めるための目標の設定や、実行することを目的とした部署を設立したと述べています。

Samsungのグローバル顧客満足度センターに勤めるGyeong-bin Jeon主任は、声明文でこう話しています。

我々は資源のリサイクルと弊社の製品から生じる汚染の最小化に取り組んでいます。たとえそれがコストの増加を意味するとしても、我々はより環境的に持続可能な材料を採用していきます

確かに、Samsungは世界で最もガジェットとパーツを作っている製造業者のひとつです。そして家電産業は、技術革新と私たちの飽くことのない欲求心によって、独自の廃棄物を生み出します。しかし、プラスチックの推定91%がリサイクルされていないことと、Samsungが世界的な大企業である分、それだけ潜在的にプラゴミを産出することも踏まえると、いかなる企業努力も大歓迎ということになります。

圧力を受けていた

engadgetは、Samsungが国際環境NGOグリーンピースのような団体から、長年に渡りもっと一緒に環境に優しくするよう圧力を受けてきた、と伝えています。

グリーンピースが2017年に出した報告では、家電企業と彼らの持続可能性効果に向けた努力(またはその欠如)について、SamsungはApple(アップル)、HP、およびMicrosoft(マイクロソフト)らに比べだいぶ劣った評価を受けていました。

それを踏まえてか、Samsungは昨年「2020年までに米国、ヨーロッパ、および中国で、自社の工場や施設の再生可能エネルギー源への完全な移行を約束した」と発表したのでした。


世界の家電を先導する企業のひとつになると、こうした企業努力が求められる時代になってきたという証ですね。

Source: Samsung(1, 2) via engadget, The Guardian, The Atlantic, NATIONAL GEOGRAPHIC, GREENPEACE