「ベスト・安価なワイヤレスヘッドホン」がさらに進化:Jabra Move Styleレビュー

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  • author Adam Clark Estes - Gizmodo US
  • [原文]
  • 塚本 紺
「ベスト・安価なワイヤレスヘッドホン」がさらに進化:Jabra Move Styleレビュー
Image: Adam Clark Estes/Gizmodo US

ワイヤレス、欲しいなという人へ!

ワイヤレスの世界ではしっかりとその存在を確立しつつあるJabraです。今回新しくリリースされたJabra Move Styleは100ドル(約1万1000円)で音質も良し、軽いけどしっかりしていて、デザインもスタイリッシュ、Bluetooth接続もバッチリとワイヤレスヘッドホン入門編としては最高だ、と米GizmodoのAdam Clark Estes記者が絶賛しています。


Jabra Moveは私の長年のお気に入りのヘッドホンです。機能性が高く、軽量。見た目も音も良し、そして値段も100ドルと驚くほどお手頃でした。そして、その最新版がリリースされました。それがJabra Move Styleです。バッテリー寿命が改善され、色の種類も増えていますし、音質と値段の安さはしっかりとキープされているのも魅力的です。

Jabra Move Styleは、前モデルであるJabra Moveと同様、シンプルかつ高い機能性を備えた一般ユーザー向けのBluetoothヘッドホンとなっています。もっと上の価格帯のワイヤレスヘッドホンが備えているような高級な機能はついていません。周囲の音に合わせて効果的に遮音してくれるアダプティブ・ノイズキャンセリングは付いていません。ジェスチャー・ベースのコントロールもできません。音質も良いですが、感動してしまうほどではありません。

Jabra Move Style

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Image: Adam Clark Estes/Gizmodo US

これは何?

良心的価格のワイヤレスヘッドフォン

値段

100ドル(約1万1000円)

良い点

スタイリッシュなデザインと信頼できるBluetooth接続性

良くない点

音質は良い、という程度

それでもJabra Move Styleはワイヤレスヘッドホンに求められている基本的なことはほとんどしてくれます。そして繰り返しになりますが、値段が100ドルなんです。この性能でこの値段は本当に驚くべきものです。

接続が切れてストレスを感じることがない

まずもっとも重要な点から話しましょう。有線式のヘッドホンからワイヤレスに切り替えようと考えている人たちの多くがこの価格帯を見ているはずです。そして有線式のヘッドフォンから切り替える人たちにとってはBluetoothの接続性はとっても重要です。これは競合プロダクトと比べてもJabraの製品が目立って良い分野でもあるんです。Jabra Move Styleはペアリングをしてしまえば、ヘッドホンのスイッチを入れればすぐにつながります。また接続も頼もしいくらいキープされます。より高価なワイヤレス・ヘッドホンでも接続が途切れてしまいイライラさせられることがありますが、Jabra Move Styleは接続面でのストレスはまったくありませんでした。

良好なデザイン

もう一つの特筆すべき点はデザインです。ヘッドバンドスタイルのヘッドフォンはキツすぎたり、緩すぎたり、重すぎたりするリスクを抱えています。どれか一つでも満足できなければ、徐々に使われなくなります。Jabra Move Styleは装着していることを忘れられるほどの軽さはキープしながら、壊れやすそうな感じはしません。イヤーカップをつなげるステンレススチール部は頑丈ですが柔軟性もあります。ヘッドバンド部に使われている布も柔らかくて気に入りました。ミニマリスティックなデザインも非常に魅力的です。色は黒、ネイビーブルー、ゴールドベージュがあります。どれも前モデルのJabra Moveよりも今風のトーンになっています。バッテリー寿命がJabra Moveの8時間から14時間と飛躍的に増えているにも関わらず、プロダクトが大きくなっている感覚もありません。

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Image: Adam Clark Estes/Gizmodo US

コントロール部分のデザインも悪くありません。特にエレガントな仕上がり!というわけではありませんが、その仕事は果たしてくれます。左のイヤーカップにはオーディオ・ジャックがあります。もし有線を使って接続したい場合はそれも可能です。そのすぐ横にはボリュームのコントロールが付いており、同じコントロールを長押しすることでトラックをスキップすることができます。真ん中のボタンを押すと再生・一時停止、もしくは電話がかかってきた時には回答もしくは通話切ること、ができます。またSiriやGoogleアシスタントのような音声アシスタントを呼び出すのにも使えます。右側のカップにもスイッチがついており、こちらは電源とBluetoothのペアリング用となっています。また充電のためのmicro-USBポートもあります。USB-Cが採用されていれば更に喜ぶべきアップグレードだったのですが、それは叶いませんでした。

カジュアルに音楽を楽しみたい人向け

音楽通にとってはこういったディテールはそれほど重要ではないかもしれません。そこで一点、はっきりさせておきたいと思います。Jabra Move Styleは音楽通のためのヘッドホンではありません。日常でカジュアルに音楽を楽しみたいけれども、値段と利便性の方が「Feel Like Going Home」のMuddy Watersのスライド・ギターを聴き尽くすよりも重要だ、と考えるユーザーのためのものです。ただ、値段から想像される4倍は良い音が聴けるのです。「良い」という言葉はまさに本プロダクトの音質を表現するのに適しています。DARKSIDEの「Paper Trails」を再生するとアトモスフェリックな音は出るけれども素晴らしいとは言えません。Queenの「Bohemian Rhapsody」も良いですが、Sennheiserのヘッドホンで聞いた時のような人生が変わるような素晴らしさはありません。つまり、あなたが音楽通なのであればもうちょっと上の価格帯を考慮する必要があるということです。

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Image: Adam Clark Estes/Gizmodo US

しっかりと機能し、見た目も良く、音質も良い。通話に使ってもそれほど悪くありません。マイクはもう少し改善されると有り難いな、と思います。でも、値段が驚くほどの良心的な設定です。100ドルでこれほどの音質。2倍の値段を払ってもMove Styleよりも悪い音質のものがたくさん見つかります。今や前バージョンのMoveは100ドル以下で手に入るというのもありがたい。私にとっては長くなったバッテリー寿命だけを考慮してもMove Styleを購入する意義はあります。前バージョンなら6カ月使ってみてもう少しアップグレードされた物を購入したいな、と思えば既に最新バージョンを購入するほどのお金はある。それくらいの価格帯なのです。

まとめ

・今マーケットで購入できる安いワイヤレスヘッドホンの中では最高のものでしょう。

・他の高価なワイヤレスヘッドホンと比べても接続性が良いです。

・500ドルのワイヤレスヘッドホンたちと比べると音質は劣ります。

・けれども値段はたったの100ドル。

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