ゲーム機でゲーム機をコントロールする新発想。
たとえばゲームキューブのコントローラーをワイヤレス化してみたり、SNESとNESとメガドライブのコントローラーを完全無線にできる改造キットが登場したりと、現代のゲーム機でレトロゲームをプレイすることが当たり前になるにつれ、レトロなゲーム体験をより本格的にするべく古典的なコントローラーも復活している昨今。わざわざ新しいものを買っても良いのですが、やっぱり古いコントローラーで気分に浸りたいですよねぇ。
そこで古いゲームボーイアドバンスを、無線コントローラーにしてしまうカートリッジが登場しました。本体をイジることなく、背面に挿すカセットがキモなんです。
これを作ったのは、insideGadgetsのAlex Iannuzziさん。動画ではGBAとゲームボーイカラーの両方でプレイしていますが、SPでも使えるとのことです。
彼のサイトにはコードや回路図などの詳細が紹介されていますが、ザックリとした説明はこうあります。
無線化には「nRF24L01+」というモジュールを使い、特殊なコマンドを受けるのにAtmel社の「ATMega」というメモリコントロールユニットを、そしてデバイスをUSB化させる「V-USB」でマイクロプロセッサー「ATtiny」で走らせHIDジョイスティックとして使っています
腕に自身がある人は自作できますが、そうでない人には4,000円程度で完成品が販売されているので、気になる人は買うのもテですね。ただしこのカートリッジは信号を送る側なので、PC、ゲームキューブ、Wiiなどコンソール側にはレシーバーが必要になります。
手に馴染んだゲームボーイで操作したら、いつもより上手くプレイできるかもしれませんね。
Source: YouTube via insideGadgets via Hackaday