もしかしたら、これこそ僕のドリームウォッチかも。もしかしたら。
アナログなスマートウォッチが欲しいけど機能は妥協したくないという、懐古主義的ガジェットファンな方々にとって、今年は記念すべき年になるかもしれません。元祖アナログスマートウォッチのWithings(ウィジングス)が、新型「Move ECG」を発表したからです。
2018年のスマートウォッチ一大ニュースといえば、Apple Watch Series 4のECG(心電図)機能の搭載でしょう。これは他のメーカーも追走してくるなーと思ってましたけど、WithingsはそのECGを伝統的なアナログ時計に搭載してきました。アナログ時計で、心電図!
この組み合わせは世界初らしく、Move ECGは、ラスベガスにて8日(現地時間)から開催するCES 2019でイノベーションアワードを受賞。

ハンズオン動画を見るに、心電図の様子はスマホ側で確認。計測したグラフを記録して再生することもできるみたいです。
測定のための電極がウォッチ背面に2つ、ベゼルに1つ付いており、動悸などを感じた際はベゼルをつまむだけで測定ができます。測定にかかる時間は30秒。極めつけは最大12カ月というモンスタークラスのバッテリー寿命です。アナログ時計で、心電図で、バッテリー1年!
アナログなスマートウォッチが欲しい、でも機能は凝縮していてほしい。Withingsはこれらが決してトレードオフでないことを証明してくれたように思えます。バッテリーについては若干眉唾というか、マジで年に一度しか充電しなくて良いってなったらこれこそゲームチェンジャーなんですけど、どうなんでしょ。充電器しまっちゃうよもう。
価格は130ドル、2019年第2四半期に海外で発売予定です。日本での発売は、ECGの認証で遅れると思われますが…。「Move ECG」、その名前覚えたぞ。