これなら欲しい。謎の「三つ折り」できる折りたたみスマホの動画が公開される

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  • author Sam Rutherford - Gizmodo US
  • [原文]
  • Kaori Myatt
これなら欲しい。謎の「三つ折り」できる折りたたみスマホの動画が公開される
Image: Sam Rutherford(Gizmodo US) via Twitter

今までで一番いい折りたたみスマホかも。

折りたたみスマホが好きか嫌いか、好みは別れるとしても、テクノロジーは実用段階に来ているのかもしれません。

Samsung(サムソン)は2018年11月に行なわれたデベロッパカンファレンスで折りたたみスマホのプロトタイプを披露しました。それ以前には中国メーカーRoyoleが一足先に折りたたみスマホのFlexPaiをリリース。さらにはLGとHuawei(ファーウェイ)も折りたたみスマホの開発に着手していると伝えられています。

そんな中で、Twitterに現れたミステリアスな折りたたみスマホの動画がスマホ界隈を湧かせています。見た限り、折りたたみスマホの中では、もっとも期待できる気がします。


信憑性については、この動画自体にも、端末についても、詳しくは語れないけど、Xiaomiの端末ということらしいです。エキサイティングな新顔か、それとも釣りのフェイク動画?

evleaksがTwitterにあげた動画を見ると、この謎のスマホは中国メーカーのXiaomiの端末だそう。動画の様子を詳しく見ると、本物っぽいです。 Googleがまだリリースしていない端末で「意外な」パートナーとタッグを組んだ、という噂はすでにいろんなところから聞こえてきており、動画の画面は、Google Mapsの中国語版ともみてとれます。新たなフレキシブルディスプレイの存在もさることながら、それよりも重要な点は、このディスプレイの折れ曲り方です。

Samsungのプロトタイプのように2つの画面をつなげただけのような画面でなく、Axon Mのようなデュアルスクリーンでもなく、この動画の謎の端末は「三つ折りデザイン」となっています。中央画面からぱたんぱたんと後ろに2画面を折りたたんでいます。

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Image: Sam Rutherford(Gizmodo US)
真ん中が分かれていないものとして見ると、ZTEのAxon Mのような普通の画面を2つ組み合わせただけのワイド画面には問題がある

二つ折りでなく、三つ折りの画面には、大きなメリットがあります。標準の16:9または18:9アスペクト比を倍にすると、非常に角ばった形状になってしまいがちです。これで動画を見ようとすると無駄なスペースが多くなり、携帯についている機能を使おうとするとレイアウトが使いづらくなってしまうのです。

この謎の端末は、折りたたんだときの大きさがほぼ16:9のアスペクト比となっているようです。これまで見てきた折りたたみスマホの中でも、もっとも無駄なスペースが少ないように見えます。折りたたみの具合もスムーズで、折りたたみ時の画面のちらつきやラグも見られません。正直いい感じです。

しかし課題もあります。まずバッテリーの持続時間。画面の広さが倍となるため、Galaxy Note 9やHuawei Mate 20 Proクラスの4000〜4200mAhの容量のバッテリーでも、これを1日持たせるのは難しいでしょう。

またこの端末をフルに開いた状態を見てみると、曲がりの部分に小さな出っ張りがあるのがわかります。これをみると開いた状態にしても、端末が完全に平たくはならないかもしれません。もっと明るい場所で見たらはっきりしますが、この点がマイナスかもしれないですね。

あと数mmの余分ならともかく、両側に曲がるディスプレイですから、真ん中の部分にバッテリーが入る可能性があり、結構な厚みになる可能性があります。

とりあえず、この謎の端末はいい感じではありますね。そして信憑性も高いと思います。折りたたみスマホはどうかなと思っている懐疑的な人も、この謎の端末の正体がわかったら、考えを変えるかもしれませんよ。