インターネットユーザーの5%は、ネットで「精神的、肉体的にひどく落ち込む堪え難い苦痛」を受けたことがある

インターネットユーザーの5%は、ネットで「精神的、肉体的にひどく落ち込む堪え難い苦痛」を受けたことがある
Photo: Pixabay

この数字を多いと見るか、少ないと見るか…。

ネットは匿名による誹謗中傷に溢れている! いじめの温床だ! …そう言われてもやめられないのがインターネット。無しでは生きていけないのがインターネット。現代のマストアイテムインターネットのコメントなどによって、一体どれほどの人が傷ついているのでしょう。

先日発表されたMicrosoftのレポート「Civility, Safety and Interactions Online」によれば、回答者の5%の人が「堪え難い苦痛」を受けたことがあるといいます。

「嫌な思いをしたことがある」人は30%にものぼる

Microsoftは、昨年5月、世界中のネットユーザー1万1000人強を対象に調査を実施。回答者約30%の人がネットで「嫌な思いをしたことがある」と回答。痛みのレベルを10段階で調査したところ、回答者全体の5%が最高ランクのレベル10=「精神的、肉体的にひどく落ち込む堪え難い苦痛」を受けたと答えました。

アンケートでは、個人特定晒し行為や荒らし行為、ヘイトスピーチなど、ネットに潜む脅威に直面した割合も数値化しており、全体の64%が経験したと回答。また、年齢や性別にグループ別の結果では、ミレニアル世代グループと10代女子グループが44%と最もネット脅威に晒されており、この両グループはネットで嫌な思いを受けたという回答も42%と高め。一方、X世代グループや10代男子グループで嫌な思いをしたと回答したのは32%程度。痛み数値が最も低かったのはブーマー世代で24%。

一応…ポジティブな変化もある

今年で3年目となったMicrosoftの調査ですが、数字に大きな変化は見られないと公式ブログでまとめられています。ただ、1つちょっとだけポジティブと言えることとして、10代の若者がネットで問題に直面した場合、親に助けを求めるパーセンテージが上昇傾向にあるということ。2017年では助けを求める若者が10%だったのに対し、2018年の調査では42%にまでアップしていました。

Source: Microsoft