「まだ容量で消耗してるの?」って言えちゃう。
SDカードに続いて、microSDカードも夢の1TBに突入しました。爪先サイズのアカシックレコードを作ったのは、Western DigitalのSanDiskブランドと、Micronブランド。共にMWC 2019(モバイル・ワールド・コングレス)での発表です。
SanDiskは、現行の「SanDisk Extreme microSD UHS-I」シリーズに新たに1TBモデルを加わえました。読み込み速度は160MB/s、書き込み速度は90MB/s。SanDiskは2018年10月に、400GBのA2対応microSDカードを発売しましたが、そのバイバイン版って感じでしょうか。
気になるお値段は、約5万円。先述の400GBモデルがAmazon価格で1万7800円だから、2倍ちょいと思えばわりかし現実的な価格じゃないですか? MWCでは512GBモデルも発表されまして、こちらは約2万2000円。ともに2019年4月に発売予定です。
そしてMicronは、「Micron c200 1TB microSDXC UHS-I」を発表。読み込み速度は100MB/s、書き込み速度は95MB/s。世界初の96層のQLC NANDフラッシュテクノロジー採用し、こちらもA2対応です。
Micronの発売日と価格は未定ですが、今年の第二四半期に「競争力のある価格で登場する」とのこと。5万前後ってとこですかね。
今回の1TBモデル。爪ほどのサイズながら最大容量のiPhone XR4台分の記憶容量を持つ、魔法のパピルスです。
Source: The Verge