大健闘でした。
最近のAppleで最も給料が高いのは、ティム・クックでもなく、ジョナサン・アイブでもなく、アンジェラ・アーレンツという幹部。ファッションブランドのバーバリーの元CEOで、2014年にAppleに電撃移籍した人物です。
2017年の給与は、2420万ドル(約27億円)。ティム・クックの2倍です。アンジェラの役職はリテール(小売り)担当。Apple Storeの新設や改修をバンバン手がけていて、新宿や京都に新しいApple Storeができたのも彼女あっての計画でした。
最近のApple Storeは「タウンスクエア型」という新しいコンセプトをもった形式を取り入れていました。Apple Storeがただの“ショップ”ではなく、“人が集う場所”にした張本人でもあります。
最近のAppleキーノートのレギュラーメンバーだったので、Appleにとってもかなり主要な人物だったのですが、4月に退社の予定。Appleを離れる理由は、個人とプロとしての追求としています。
後任はDeirdre O’Brien。彼女は2017年からAppleで人事のトップをしており、アンジェラが退任してからは、人事と小売の二刀流になります。
Source: Apple, Business Insider