AppleがSafariから「追跡しない」オプションを削除、これってヤバい?

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AppleがSafariから「追跡しない」オプションを削除、これってヤバい?
Image: Gizmodo US

そりゃそうなるわ。

AppleのウェブブラウザSafariの最新版から「追跡しない」オプションが削除されたことが明らかになりました。「追跡しない」機能とは、これをオンにしておくことで、Safari内で訪れたWebページにユーザーの情報をトラッキングしないようリクエストを送るというもの。とても重要な機能に聞こえるので、なくなったら困る!と言いたくなりますが、実はそもそも意味がない機能だったのです。

実際に追跡停止するかは各ウェブサイトしだい

Safariに限らず、ここ数年、多くのウェブブラウザには「追跡しない」という設定があります。しかし、追跡しないで!とブラウザはリクエストをだすだけで、実際に追跡停止するかどうかは各ウェブサイトしだい。リクエストされた場合は追跡を禁ずるという法的な圧力がないので、ザルのようなオプションなわけです。結果、実質意味がないにもかかわらず、このオプションによってユーザーに誤解を与えてしまう状態だったわけです。

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Image: Apple

Safariのセキュリティ&プライバシのページには、最新版での追加・変更点として「追跡しない」オプションの排除が書かれており、排除理由として指紋認証変更に利用されてしまう可能性をなくすためとあります。つまり、意味もないくせにリスクはあったという皮肉な状態だったわけで。こんなヤツはいない方がまし!という判断に至ったと。

そもそもSafariには、2017年アンチ追跡機能が搭載されたので、すでに「追跡しない」は無用の長物と化していたわけですけど。

Source: Apple, DuckDuckGo

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