これを待ってたの。
Apple Watchが発売されて約4年。最新版は2018年9月発売のApple Watch Series 4。さて、誰もがずーと思っていることがあります、なぜ睡眠トラッキング機能がないのかと。フィットネストラッカーのFitbitなんて最初っからやっている機能なのに!と。むしろないほうが不思議だと。でも、そんな「なぜ? 不思議!」もあとちょっと。ネタ元のBloombergによれば、Appleは睡眠トラッキング機能のテストを始めたといいます。
発表はまだちょっと先
睡眠トラッキング万歳!と思いきや、機能が搭載されるのは早くても2020年の発表という見通し。Apple Watchは2016年以降、毎年秋にアップデートされていますから、つまり今年は見送りになるってこと。なんだかぬか喜びな気持ち。待つなら待つで、待ったかいあった!と思わせる機能になってほしいですね。
睡眠トラッキングは、大きく2パターンあります。1つは、何時間横になっていたかを調べて睡眠の質を予測するもの。そして、もう1つはレム睡眠など睡眠の種類をトラッキングするもの。後者はウェアラブル端末に詰まった各種センサーの力を必要とします。もちろん、欲しいのは後者。
ただね、そもそもサードパーティアプリを使えばApple Watchでも、後者タイプの睡眠トラッキングできるのです。公式の機能にないだけで。Apple Watchユーザーの米GizmodoのAlex記者は、現にSleep Watchというアプリで常日ごろ睡眠トラッキングしていますから。
鍵となるのはバッテリー
では、なんでなかなか公式機能としてでないのか? 今年ではなく来年の対応になりそうなのか? その鍵となるのはバッテリー。Apple Watchユーザーの多くは、1度の充電で24時間乗り切るのは難しいというのが現状。となれば、寝ている間もWatchを装着(=睡眠トラッキング)するとなれば、いつ充電したらいいのでしょ?
どうしても睡眠トラッキングしたいというAlex記者のような人は、たとえばお風呂の時間や、寝る前の準備時間にこまめに充電して、ベッドに入るときに再び装着するのでしょう。でも、正直面倒くさい。やっぱり寝ている間に充電するという人のほうが多いでしょうよ。てことで、公式睡眠トラッキング機能がないのは、このいつ充電するの?&バッテリーもち問題によるところが大きいと考えます。
…逆に考えれば、来年発表されるApple Watch(Series 6?)は、バッテリーがアップグレードしている可能性が高いってことか!
Source: Bloomberg