コーヒーとフルーツとスイーツと、グラスサウンドスピーカーで食卓を彩ろう。
ガラスの筒をツイーターの振動体とする美しすぎるグラスサウンドスピーカーに新モデルが登場です。新たにリリースされる「LSPX-S2」は、従来モデルよりも小型化、高音質化、低価格化(4万5000円前後)を果たした「いいじゃん!」と目にハートを浮かべたくなるモデルなんですよ。
発売前のモデルを試用したのですが、フットプリントは手のひらサイズ。ここに中音域を鳴らす35mmウーファー、低域を鳴らすパッシブラジエーターも組み込んでいます。
軽いテーブルの上に置くと低域がスポイルされがちですが、一般的なダイニングテーブルなら問題ナシ。さすがに身体を揺さぶるような低音はムリ。でもベースラインもリアルに描くリッチサウンドにびっくり。

ツイーターはハイレゾ領域に対応しました。ハイレゾプレーヤーと有線でつなげて音を流してみるとなるほど、高域の明瞭感が高まっています。特に女性ボーカルの声がいい。
パッシブラジエーター搭載スピーカーは音の重心が下がりがちですが、LSPX-S2は中高域がクリアで声に若々しさを感じるのですよ。
ギターもいい。いや、弦楽器全般もいい。柔らかさを帯びた弦の響きが部屋全体に広がっていく感じがいい。

従来モデルもそうでしたが、円筒ツイーター、円形デュフューザーを使うことで、360度全方位に音を広げていくスタイルは、リビングやダイニング用のスピーカーとしてピッタリです。

アイディンティティの1つであるライトは、ろうそくが揺れるかのような光を放つキャンドルライトモード(2段階)と、32段階の通常ライトモードが選べます。
特にキャンドルライトモードがいいなあ。お酒のあるディナー時もマッチするし、寝る前の子守唄タイムにも効く。目をつぶっていても、柔らかく揺れる光をうっすらと感じ取れますが、真っ暗なときよりも寝付きやすかった(個人差があります)。

バッテリー再生時間は8時間、BluetoothやWi-Fiにも対応しており、1ボタンでSpotifyに単体でアクセスする機能も備わっています。
BGM用として考えたら、今現在コイツ以上のスピーカーってあるのかな。そう思えるほどの完成度に惚れ惚れしちゃう。やだ、付き合ってほしいんだけどー。ちょっとー。
発売日は3月16日。最初のほうでも触れましたが、予想価格は4万5000円前後です。参考までに旧型となるLSPX-S1のソニーストア価格は7万3880円。これは狙い所ではないでしょうか。
Source: ソニー