まるで忍者? Chromeのシークレットモードは閲覧サイトにアナタの存在を気付かせないようにする

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まるで忍者? Chromeのシークレットモードは閲覧サイトにアナタの存在を気付かせないようにする
Image: Ink Drop / Shutterstock.com

訪問したサイトに自分のプライバシーを抜かれません。

ネットのプライバシーを重視する人にちょっとした朗報です。Chromeのシークレットモードが、アクセス中のサイトから、もっと強力にあなたの存在を隠してくれるようになります。いくつかのサイトは、あなたがシークレットモードで閲覧していることを明かそうとするようですが、Googleはそうならないよう守りたいと話しています。

このことは、2019年2月15日に9TO5Googleが伝えています。もし開発者が、あなたがシークレットモードで閲覧していることを知ろうとするには、このモードを解除する以外、"FileSystem" APIを使ってパーマネントファイルに許可して貰う方法しかありません。

明らかに、Chromeユーザーが現在シークレットであるかどうかを簡単に検出できるのは、Googleが意図したことではありません。

Chromium Gerritのソースコード管理に寄せられた、最近の一連のコメントから、ついに何年もこの問題を認識していたGoogleが、この問題解決に乗り出したことが明かされました

基本的に、シークレット中にファイルシステムを要求された場合、Chromeはシークレットを解除したあと、確実に削除されたことを確かにするべく、RAMを使用して仮想のファイルシステムを作成します。このプロセスが、シークレットモードを検知する現在の方法を閉ざすようになります。

意地の悪いサイトもある

2017年、ars TECHNICAは、BostonGlobeのサイトがシークレットモードで訪れたChromeユーザーに警告を出していたことを報告しています。そこでは、シークレットモードを止めてサイトに登録すれば、記事が読めるという警告文が現れ、そうでなければ、サイトが見られない仕様になっていたのでした。

電子フロンティア財団のアレクセイ・ミアフコフ氏は当時、「この対策を講じているサイトがあることを知らなかった」とarsに語りましたが、9TO5Googleいわく開発者らはしばらく前からこれを知っていた、と述べています。また氏は、シークレットモードでサイトにログインした場合、「ウェブサイトはあなたを簡単に追跡し続けることとなり、あなたに広告を表示するためのプロファイルを構築し続ける」と話しています。

Googleは更なる強化に乗り出す

9TO5Googleは、GoogleはFileSystem APIをシークレットモードの検出目的で使用されていることが判明した場合、GoogleによってそのFileSystem APIを削除する予定があることを示す内部文書を入手したと述べました。また同サイトによると、この解決策は4月にリリースされるChrome 74実験的な機能として先に登場し、そのごChrome 76以降でデフォルトの設定になる可能性もあると報じています。

プライバシーを抜き取られない隠れ蓑は有り難いですよね。ちょっと調べただけの商品がいつまでも広告になって表示されることほど、鬱陶しいことはないので……。

Source: 9TO5Google, Chromium Gerrit, ars TECHNICA

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