「貼る」をトータルデザインした、KOKUYOの文房具「GLOO」シリーズ

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  • author 岡本玄介
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「貼る」をトータルデザインした、KOKUYOの文房具「GLOO」シリーズ
Image: KOKUYO

コンセプトは「“貼る”ってこんなに変われる」。

文房具でお馴染みのKOKUYOから、これまでありそうでなかった新しいスティックのり、テープのり、瞬間接着剤、テープカッターが登場しました。

TwitterにてAmazon(アマゾン)が紹介していましたが、この「GLOO」シリーズなら、カユいところに手が届きそうな、新たな「貼る」体験ができることでしょう。

デザインしたのは、追求した機能性から美が滲み出るプロダクトを作るnendo。以前にも紙をクルっと丸めるとライトになる「paper-torch」や、ブレない書き心地を提供するボールペン「bLen(ブレン)」をデザインした事務所です。

GLOO スティックのり

Video: kokuyo/YouTube

一般的に用紙というのは四角い形なのに、どういうワケか従来のスティックのりは断面が円形でしたよね。なので際のキワまで塗るにはハミ出さないといけませんでした。

ですが「GLOO スティックのり」なら、角まで簡単に塗られるだけでなく、断面を四角くしたことで転がりにくく握りやすいというメリットが生まれました。加えて立てて置きやすいだけでなく、片手でフタを開け閉めしやすいデザインとなっています。

GLOO テープのり

Video: kokuyo/YouTube

テープが出るヘッドはカバーから回転させて出すことで、持ちやすいよう2方向に角度をつけて貼ることができます。

ヘッドを仕舞えばフタが自動的に閉まるので、キャップが不要になり保管時にゴミやホコリが付着し難くなります。テープのり自体もドット状なので、帯状よりキレが良いのが特徴です。

GLOO 瞬間接着剤

Video: kokuyo/YouTube

皆さんご経験お有りだと思いますが……瞬間接着剤はキャップが固まって取れない、出すぎて触って指が固まるなど、なかなか厄介な文房具ですよね。

ですがこれなら二重構造で密封性が高いので固まり難く、本体のお尻に合体させられる四角いキャップを採用したことで、転がりにくく立てやすい構造となりました。

接着剤そのものも、塗ったところは赤くなるものの、15分で光に反応して透明に変色する工夫が凝らされています。これなら塗った場所を誤って触ってしまうことが減りますよね。先端のノズルは斜めにカットされているので、点でも線でも塗りやすいのはすっごく便利そうです。

GLOO テープカッター

Video: kokuyo/YouTube

本体が軽いのに、底面にある吸盤のおかげでテープが切りやすく、なのに垂直に持ち上げると吸着からスっと解放されるようにできています。映像からわかりますが、テープのロールを収める輪っかが吸盤の通気を司るスイッチのようになっているのがアイディアですよね。

刃も軽い力でキレイに真っ直ぐ切れる、特殊加工を施した微細刃を採用しています。なのでテープがよじれて切るのに失敗することが少なくなるわけです。


どれもこれも、機能とデザインが一体となり、これまでありそうでなかった、そしてあるとちょっとしたストレスが軽減されそうな文房具になっています。特に貼る文房具は、ちょっとしたミスでイラっとしがちですもんね。次に買うときは「GLOO」シリーズで決まりですね!

Source: YouTube(1, 2, 3, 4) via KOKUYO via Twitter