強引な魔改造感。
みなさんは、後頭部がメカ丸出しな女性ヒューマノイドの「ソフィア」をご存知でしょうか?サウジアラビアでは彼女に市民権を与えられたり、ウィル・スミスに口説かれたりと、何かにつけて話題に挙がる現代ロボットです。
そしてこのたび、製造元のHANSON ROBOTICSから、身長35cmの小さな妹「リトル・ソフィア」が登場したとdesignboomが伝えています。
目を疑うデザイン・センス
顔は欧米でよく見る、子供向けのバタ臭いドールっぽいのですが、首から下は全身タトゥーを彫った超合金ロボという凄まじいアンバランスっぷり。どうしてこうなったのか? デザイナーのセンスには思わず脱帽してしまいます。
何が出来るのか
「リトル・ソフィア」は、姉と同じAIが搭載されており、ディープ・ラーニングで物事を学習します。同時に普段はスマートスピーカーのように質問や会話に答えてくれ、喜怒哀楽を表し、歌い、歩くこともできますが……実は彼女の本領は、子供たちにコーディングを教えることなのです。そう、この妹は、13歳前後のSTEM教育に、うってつけのバディーとなるよう設計されているのです。

出資金募集中
現在Kickstarterにて出資金が募られており、執筆時には残り57日で798人が出資し、816万円のゴールを達成。1192万円ほどの資金を調達していました。今なら早期便で129ドル(約1万4000円)で一体が手に入ります。
スマホやタブレット端末でブロック・コーディングを学び、「リトル・ソフィア」を操縦できるようになれば、もう一人前のプログラマーかもしれません。そしたら将来は、HANSON ROBOTICSに入社ですね。
Source: Vimeo, YouTube via designboom, Hanson Robotics, Wikipedia, Kickstarter