君は、脱パソコンできるか?
タブレット端末の登場以来、たびたび話題となるのが「タブレットでパソコンがいらなくなる?」という問い。数々のガジェット猛者たちが挑戦しては挫折して行った道ではありますが、徐々にタブレットの高性能化やアプリの充実によって現実味を増してきています。

そんなある日、ギズ編集部の吉岡が衝撃の情報を発見。

見つけたのは、かの勝間和代さんのブログに掲載された「とりあえず今は、こんな感じで、Android2台とKindle1台の3台並べて使っています」というエントリ。
経済評論家にしてワークライフバランス、ITを活用した個人の生産性向上についても情報発信を行っている勝間和代さんが、脱パソコンしたというのです。しかもAndroid2台とKindle1台でトリプルディスプレイ環境を構築しているのだとか。

「パソコンをやめて、タブレット3台? どういうこと?」
ガジェットと同じくらい、その活用術に興味があるギズとしては、これはぜひインタビューしなければと、勝間さんにお話を伺いに行きました!
勝間和代さんが脱パソコンをした理由「キーボードを使いたくない」!?

快適な仕事環境を求めて日々アップデートを繰り返している勝間和代さんだけあり、なんと取材当日はすでにシステム構成が変わっていました!
最新のシステムは、約10.8インチの「HUAWEI MediaPad M5 Pro」、約8.4インチの「HUAWEI MediaPad M5 8.4」。そしてKindleタブレットに代わり、Leicaトリプルカメラ+AIが評判を呼び著名人のユーザーも多いスマートフォン「HUAWEI Mate 20 Pro」がイン。という、タブレット2台+スマートフォン1台という合計3台体制に。…一体、どういうこと?
──勝間さんがそもそも「脱パソコン」しようとしたきっかけはなんなのでしょうか?
勝間:私はパソコンを13歳の時に買ってもらって以来、40年近く毎日当たり前のように使ってきたんですけど、脱パソコンのきっかけは音声入力でした。ずっとパソコンの音声入力ソフトを使ってきたのですが、あるときからiOSやAndroidの音声入力の方がはるかに優秀になったんです。しばらくはiOSやAndroidで音声入力してWindowsにテキストデータを飛ばしていたんですけど、そのうちiOSやAndroidで完結した方が速いと気づいたんです。

──キーボードではなく音声入力を使うようになったきっかけはなんだったんですか?
勝間:私は40代までで一生分のタイピングをして指を使い切って、特に左手の薬指や小指が使い物にならなくなってしまって。コントロールキーやシフトキーの押しすぎですよね。今も病院に通っているのですが、そうした理由からキーボードを使うと指が疲れてしまうので、音声入力を始めました。
──そうして使い始めたパソコン用音声入力ソフトよりも、いつの間にかiOSやAndroidアプリの方が使いやすくなっていたと。
勝間:そうです。初めはSiriの音声入力が便利だと感じてiOSで使っていたんですけど、音声入力をWindowsに飛ばすアプリがバージョンアップしてからキー入力の動作が増えてしまい、Android版に乗り換えました。そこから「Androidで入力ソフトを使うならSimeji」が良いということを教えてもらって今に至ります。
──iOSからAndroidへの乗り換えはいかがでしたか?
勝間:初めは音声入力のためだけに使うつもりだったので、型落ちの安いAndroidタブレットを買ったんです。ずっとiOSを使っていたので一週間くらいは戸惑いましたけど、すぐに慣れましたね。そこでAndroidが良いと気づき、最新機種に乗り換えました。
──Androidが意外にも良かった、と。
勝間:これは私の持論なんですけど、一社で作っているものと何十社が競争して作っているものでは後者が勝つに決まっているんですよ。だから「もう追いついて、追い越したんだな」と感じました。開発のスピード感が違いますよね。トリプルレンズを搭載した「HUAWEI Mate 20 Pro」なんてまさにそんな製品じゃないですか。
──あのスマホはコンセプトにもその性能にも衝撃を受けましたね。
勝間:やはり巨大なシェアを持つ企業になってしまうと、みんなが使っているので大衆に配慮しないといけなくなるので、リスクが取れなくなるんだと思います。シェア1位じゃないからこそできることは結構あるんだなと感じますね。
20万円のパソコンよりも、5万円のAndroidの方が速い。

こちらがインタビュー後に勝間さんのご自宅で見せてもらった、2月中旬現在のセットアップ。左からスマートフォン「HUAWEI Mate 20 Pro」、そして「HUAWEI MediaPad M5 Pro」「HUAWEI MediaPad M5 8.4」と続きます。一度は脱パソコンした勝間さんですが、キーボードが必要な作業はどうしても存在するとのことで、やはりラップトップPCも横に設置することに。
パソコンで行うのはMP3タグの編集やエクセル作業で「Androidでもできないことはないけど、無理してAndroidで完結する必要はないと思いました」とのこと。やはり完全な脱パソコンはまだ難しいようですが、それでもあくまでサブ的役割にまでPCの出番は減ったそうです。
──タブレット2台とスマホ1台はどのように使い分けているのでしょうか?
勝間:約10.8インチの「HUAWEI MediaPad M5 Pro」は、画面が大きく前後の文章が確認しやすいので文書を書く時、そしてブラウジングに使っています。右側の「HUAWEI MediaPad M5 8.4」は、Spotifyの再生用やネットに繋がっている自宅のAV機器を操作するリモコンとして使っています。左側のスマートフォン「HUAWEI Mate 20 Pro」はLINEとインスタ専用ですね。外出するときは小さい端末の方がいいので、格安SIMを入れた「HUAWEI MediaPad M5 8.4」を持ち出すようにしています。
──横にラップトップPCを置いていても、使うのはタブレットなんですね。
勝間:単純にタブレットの方が速いんですよ。パソコンも20万円前後のそこそこ良いものを使っているはずなんですけど「なんで5万円のAndroidのほうが速いの?」って思うくらいで(笑)

──そんなに違うものなんですか?
勝間:5万円のAndroidってCPUにオクタコアを搭載しているし速いんですよ。しかもOSが軽いですからね。同じことをやらせようとして久しぶりにパソコンを立ち上げると、ノロノロと起動し、ブラウザ上でいろんなサービスが動くわけですけど、まあAndroidのネイティブアプリ使った方が速いに決まってるんですよ。
──時代は変わりましたね。
勝間:変わりました。用途にもよりますが、12万円くらいのノートパソコンを買ってしばらく使うくらいなら、4万円のタブレットを3回買い換えていった方が良いと思いますね。タブレットの場合はアプリ次第で何にでもなるから、古くなっても使えますし。

──勝間さんはHUAWEIのタブレットを使われていますが、タブレットを選ぶ基準などはありますか?
勝間:基本的にはシンプルに速いCPUを積んでいて、液晶が綺麗なら大体OKだと思っています。これらのタブレットは1台使って調子が良かったので、それぞれ3台ずつ揃えました。

──3台ずつ!?
勝間:自宅の各部屋に置いているんですよ(笑)
勝間和代さんが追い求める「スピード」を今実現するなら、Androidタブレット複数使い

今回勝間さんにお話を伺って印象的だったのは、音声入力アプリを軸とした乗り換えに始まり、とにかく「スピード」を重視しているということ。
それは利用スタイルでも一貫していて、タブレットを持ち歩くときも開ける手間がかかるのでカバーはつけない、そして画面ロック解除の手間も省略するためオプションで特定の条件でロックをスキップできるように設定していると教えてくれました。
そんな勝間さんが今選ぶのはAndroidタブレットであるということは、ごく自然な流れなのかもしれません。

早速影響を受けた編集部吉岡は、勝間さんがタブレットを選ぶ基準である「Androidとネイティブアプリを高速に動かせるCPU」「美しい画面」の2点を考慮し「HUAWEI MediaPad M5 lite」を選ぶことに。
約10.1インチ 1920 x 1200 ディスプレイ、そしてオクタコアの高速CPUを搭載し、カバーとペンまで付属して3万円台後半で購入できる、コストパーフォマンスに優れたタブレットです。
世界的なオーディオブランドであるハーマンカードンがチューニングを施したクアッドスピーカーを搭載しているのも、音楽好きな吉岡としては嬉しいところ。急速充電と大容量7500 mAhバッテリーとの組み合わせにより、自宅はもちろんのこと旅行先でも、気軽にハイクオリティーな視聴環境を構築できます。

「これで僕も勝間さんみたいに仕事をこなせるようになりますかね?」
付属スタイラスペンHUAWEI M-Pen liteは2048段階もの筆圧感知にも対応。取材やミーティング時の手書きメモ、PDFへの直接書き込みまでスラスラとこなせます。
そう、オクタコアの3台のタブレットを使えば、3つの記事を同時に編集することだって…

「できるはずです!」

さながら2台のターンテーブルと1台のミキサーを操っていくDJのように…!

「できるはずです!」
Source: HUAWEI Japan