未開封かつ激レアなNES版『スーパーマリオブラザーズ』、1100万円の値で落札される

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  • author 岡本玄介
未開封かつ激レアなNES版『スーパーマリオブラザーズ』、1100万円の値で落札される
Image: bOinGbOinG

初期のテスト発売されたパッケージです。

1985年に発売された、NES版『スーパーマリオブラザーズ』。この新品未開封品が2月6日、HERITAGE AUCTIONSにて、なんと10万150ドル(約1100万円)の値で競り落とされたのだそうです。

11種ものバージョン違い

bOinGbOinGが取り挙げたHERITAGE AUCTIONSの話では、『スーパーマリオブラザーズ』のパッケージは発売から1994年まで、11種類のバリエーション違いが発売されたのだそうです。

WATA GAMESに全種類が掲載されていますが、その違いはトレードマークを示すTMの文字や、吊り下げタグ、品質シールのロゴ、開封部分の封印シール、コード番号など超細かい項目の有無や変化となっています。

そのうち2種が激レア

もっとも希少なのが、N.Y.とL.A.でテスト発売された2種類。加えて基本的にNESステッカーが貼られたものが輪をかけて激レアなのですが、それでもフィルム包装がないものがほとんどなので、どこかしらの摩耗が見られます。ですが今回落札された未開封品は、フィルム包装で護られているためダメージがなく、WATA GAMESが10点中9.4点を付け、包装ランキングにA++を付けていたのでした。

誰が競り落とした?

購入したのは、HERITAGE AUCTIONSの創設者やゲーム小売店のオーナー、貴金属店の社長といった、数名のコレクター集団とのこと。

今年で34年目になるこのソフトですが、このまま保管してまた34年が経ったら、一体おいくら万円になるのでしょうね。

高額ソフトあれこれ

現在落札可能な高額レトロゲームは、ほかにもまだまだあります。HERITAGE AUCTIONSを見てみますと、たとえば梱包の質が低いメキシコ工場で包装された、未開封の『クロノ・トリガー』2400ドル(約26万5000円)、Microsoftと開発元のバンジー従業員だけが入手できた非売品の『Halo』3600ドル(約39万7000円)、そして米国内に約200本が存在するはずなのに、数本しか見つかっていないという『ファミリートレーナー ランニングスタジアム』6000ドル(約66万円)というのが競りに出されていました。

ちなみに元々バンダイから出た『ファミリートレーナー』は、発売直後に任天堂がライセンスを取得し、回収後に名前を変えて再販されました。なので回収前に出されて生き残った改称前のソフトが激レアなのです。Wikipediaいわく、過去には箱入りで取説付きの美品が9万6,000ドル(約1180万円)で取引され、市販されたファミコン・カセットで世界最高額を記録したこともあったそうです。

今回の『スーパーマリオブラザーズ』は、そんな特殊な事情がないにも関わらず同等の値段になったのが凄いことですよね。

Source: bOinGbOinG, HERITAGE AUCTIONS, WATA GAMES
Reference: Wikipedia

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